稲葉一鉄
いなば・いってつ

【生没】1515(永正12)−1588(天正16)
【生地】美濃国
【家系】稲葉氏
【実父】稲葉通則
【実母】国枝正助女?一色義遠女?
【略伝】
 西美濃三人衆の一。
 春日局の祖父。はじめ美濃崇福寺の僧となっていたが、1528(大永8)年、父通則や兄らが討死すると還俗して稲葉家の家督を継承。父らと同じく美濃守護土岐家に仕えて美濃曽根城主となる。
 その後、美濃を掌握した斎藤道三に仕え、氏家卜全安藤守就とともに西美濃三人衆の一に数えられるが、1567(永禄10)年、弱体化の一途をたどる斎藤家を見限って美濃攻略を進める織田信長に寝返り、以後、信長に仕えて各地を転戦し、新たに美濃清水城を与えられた。
 1582(天正10)年の信長横死後は、それに乗じて挙兵したかつての同輩安藤守就を討って勢力を拡大。その後は羽柴秀吉に属して本領を安堵された。
【配役】
旭 晴明(27) …… 悲願千人斬(1927・映画)
春日 清(39) …… 織田信長(1940・日活) 役名は稲葉伊予守
梶川武利 …… 青春太閤記 いまにみておれ!(1970・NTV)
菅沼 赫(44) …… 国盗り物語(1973・NHK)
大坂志郎(69) …… 春日局(1989・NHK)
長谷川明男(50) …… 戦国乱世の暴れん坊 齋藤道三怒涛の天下取り(1991・ANB)
篠田三郎(44) …… 信長(1992・NHK)
真実一路(48) …… 秀吉(1996・NHK)
木谷邦臣(67) …… 国盗り物語(2005・TX) 役名は西美濃衆
蔵本隆史(40) …… 功名が辻(2006・NHK)
久世 浩(68) …… 清須会議(2013・東宝)
村田雄浩(60) …… 麒麟がくる(2020・NHK)

稲葉貞通
いなば・さだみち

【生没】1546(天文15)−1603(慶長8)
【生地】美濃国
【家系】稲葉氏
【実父】稲葉一鉄
【実母】三条西公条女
【略伝】
 稲葉一鉄の次男。
 異母兄重通が庶子であったため父一鉄の嫡男となり、織田信長に仕えて各地を転戦。1582(天正10)年の信長横死後、嫡男典通に家督を譲るが、1587(天正15)年に典通が豊臣秀吉の勘気を蒙ったため再び当主となる。翌1588(天正16)年には美濃曽根より郡上八幡に移され、1592(文禄元)年からの朝鮮出兵では渡海して奮戦した。
 1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いでは、はじめ石田三成に属して郡上八幡城に籠城したが、徳川方の攻撃を受けて落城。その後の本戦では徳川方に通じて奮戦したため、戦後、豊後臼杵5万石余を与えられた。
【配役】
川津祐介(54) …… 春日局(1989・NHK)

稲葉貞通の妻
いなば・さだみちのつま

【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】稲葉貞通の妻。貞通の妻には、斎藤道三の子、織田信秀の子などがある。
【配役】
小林千登勢(52) …… 春日局(1989・NHK) 役名はたか

稲葉重通
いなば・しげみち

【生没】1542(天文11)−1598(慶長3)
【生地】美濃国
【家系】稲葉氏
【実父】稲葉一鉄
【実母】加納兵次女
【略伝】
 稲葉一鉄の長男。
 母が父の側室だったために嫡男とならず、はじめ父良通と同じく織田信長に仕える。1582(天正10)年の信長横死後は羽柴秀吉に従って各地を転戦した。
【配役】
織本順吉(62) …… 春日局(1989・NHK)

稲葉正勝
いなば・まさかつ

【生没】1597(慶長2)−1634(寛永11)
【生地】山城国
【家系】稲葉氏
【実父】稲葉正成
【実母】春日局
【別称】稲葉千熊、稲葉丹後守
【略伝】
 稲葉正成とお福(春日局)の長男。
 母が将軍家世子竹千代(家光)の乳母となったことから、小姓として竹千代に仕える。
 その後、小姓組番頭などを務め、1623(元和9)年に家光が将軍に就任すると、その側近として重用され、1632(寛永9)年には相模小田原8万5000石を与えられるなど異例の出世を遂げ、将来を嘱望されたが、1634(寛永11)年1月に没した。
【配役】
伊庭駿三郎(33) …… 栗山大膳(1936・映画)
南部章三(40) …… 黒田誠忠録(1938・映画)
河原崎建三(35) …… 柳生一族の陰謀(1978・KTV)
高橋壱岐→伊崎充則(12)→磯崎洋介(15)→唐沢寿明(26)…… 春日局(1989・NHK)
藤井 司(25) …… 柳生十兵衛(1990・TBS)
小林宏至(10)→今津壮太→緒形幹太(34)…… 葵 徳川三代(2000・NHK)
田中碧海(7)→上條 誠(17)→榊 英雄(34)…… 大奥 第一章(2004・CX)
玉山 詩(10)→平山浩行(35)…… 大奥 誕生 有功・家光篇(2012・TBS)
眞島秀和(47) …… 大奥(2023・NHK) 春日局(斉藤由貴)没後も生存/家光(堀田真由)の没後に殉死

稲葉正勝の正室
いなば・まさかつのせいしつ

【生没】1607(慶長12)−1626(寛永3)
【生地】
【実父】山田重利
【実母】高木清秀
【略伝】稲葉正勝の正室。稲葉正則の母。
【配役】
真璃子(21) …… 春日局(1989・NHK) 役名はお春
南沢奈央(22) …… 大奥 誕生 有功・家光篇(2012・TBS) 役名は雪

稲葉正邦
いなば・まさくに

【生没】1834(天保5)−1898(明治31)
【生地】武蔵国
【家系】丹羽氏
【実父】丹羽長富
【実母】
【別称】稲葉美濃守、稲葉長門守
【略伝】
 江戸幕府の老中。
 山城淀藩主稲葉正誼の養子となり、1848(嘉永元)年の養父正誼の死により家督を相続し、淀藩主となる。
 1863(文久3)年に京都所司代に就任し、京都守護職松平容保とともに京都市中での尊王攘夷派の取締りに当たる。同年8月18日の政変では朝廷内の尊王攘夷派を一掃するのに成功し、翌年には老中職に就く。翌1865(慶応元)年にいったん老中職を辞したが、翌年には復帰し、後に内国事務総裁を兼任した。
 1868(明治元)年の鳥羽伏見の戦いでは、自身が不在の中淀藩が土壇場で新政府側に加担し、京都・大阪間の要衝に位置する淀藩の離反が幕府側にとって大きな打撃となる。維新後は淀藩知事などを務めた。
【配役】
3市川小文治(46) …… 鍔鳴浪人(1939・映画)
青柳竜太郎(48) …… 新選組鬼隊長(1954・東映)
伊藤正博(42) …… 勝海舟(1974・NHK)
国一太郎 …… 影の軍団 IV/幕末編(1985・KTV)
平幹二朗(52) …… 必殺!ブラウン館の怪物たち(1985・松竹)
井上倫宏(40) …… 徳川慶喜(1998・NHK)
石橋蓮司(60) …… 鞍馬天狗(2001・CX)

稲葉正定
いなば・まささだ

【生没】1600(慶長5)−?
【生地】
【家系】稲葉氏
【実父】稲葉正成
【実母】春日局
【別称】七之丞
【略伝】
 稲葉正成とお福(春日局)の次男。
 徳川義直に仕え、美濃十七条で1000石を与えられた。
【配役】
鳥居紀彦(5)→杉山和幸→山浦広幸(8)→小日向範威(12)→2中村獅童(17)→奈佐健臣(30)…… 春日局(1989・NHK)
堂本直宏(11) …… 女帝春日局(1990・東映) 竹千代の身代わりとなって毒見して死亡する設定
上田雄大(5) …… 大奥 第一章(2004・CX)

稲葉正次
いなば・まさつぐ

【生没】1591(天正19)−1628(寛永5)
【生地】
【家系】稲葉氏
【実父】稲葉正成
【実母】稲葉重通女
【略伝】
 稲葉正成の長男。
 1618(元和4)年、将軍徳川秀忠に召し出されて美濃青野で5000石を与えられた。
【配役】
井手大輔→布施優一郎→中村彰良→高津英樹(18)→青島健介(26) …… 春日局(1989・NHK)

稲葉正利
いなば・まさとし

【生没】1603(慶長8)−1676(延宝4)
【生地】
【家系】稲葉氏
【実父】稲葉正成
【実母】春日局
【略伝】
 稲葉正成とお福(春日局)の三男。
 徳川忠長に小姓として出仕していたが、1631(寛永8)年の忠長の改易後は細川忠利に預けられて肥後に移された。
【配役】
池田貴尉(6)→福原 学(11)→中野 慎(15)→丹羽貞仁(20)…… 春日局(1989・NHK)
小阪風真(9)→杉崎政宏(30)…… 大奥 第一章(2004・CX)
有栖川銀 …… 大奥 誕生 有功・家光篇(2012・TBS) 役名は千熊の弟

稲葉正成
いなば・まさなり

【生没】1571(元亀2)−1628(寛永5)
【生地】美濃国
【家系】稲葉氏
【実父】林政秀(正三)
【実母】安藤丹後守女
【略伝】
 お福(春日局)の夫。
 林家と稲葉家は同族ながら境界紛争が絶えず、稲葉家家老岡部右兵衛の斡旋で稲葉重通を正成の兄政行が娶ったが、政行が若くして亡くなったためその未亡人を妻に迎え、重通の婿養子となって稲葉を称する。その後、妻が没したために重通の養女となっていたお福を後妻としたが、お福が江戸城に出仕したため、後にこれと離別し、永見家から後添えを迎えた。
 その後、豊臣秀吉に仕え、1591(文禄元)年には小早川秀秋に付属させられて5万石を領し、1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いでは主君秀秋を徳川家康に内通させ、徳川方の勝利に貢献する。しかし、翌年、小早川家を出奔し、1607(慶長12)年に家康に召し出されて美濃十七条1万石を与えられ、後に松平忠昌の家老となって越後糸魚川2万石を与えられるが、1624(寛永元)年の忠昌の越前への転封には従わず退去した。
 1627(寛永4)年、下野真岡に2万石を与えられて再び大名に復帰した。
【配役】
浅香新八郎(32) …… 烈女競艶録(1938・新興) 役名は稲葉佐渡守
藤巻 潤(44) …… 徳川の女たち(華麗春日局)(1980・CX)
渡辺博貴(16)→山下真司(38)…… 春日局(1989・NHK)
原田大二郎(46) …… 女帝春日局(1990・東映)
石川 武(43) …… 葵 徳川三代(2000・NHK)
神保悟志(42) …… 大奥 第一章(2004・CX)

稲葉正成の正室
いなば・まさなりのせいしつ

【生没】
【生地】美濃国
【家系】稲葉氏
【実父】稲葉重通
【実母】吉田浄忠女
【略伝】
 稲葉正成の正室。
 はじめ林政行に嫁いでいたが、政行が討死したため、政行と同族の正成を婿に迎えて稲葉家の養子とする。
 正成との間に正次らをもうけるが、正次を出産した後ほどなくして没したという。
【配役】
増田未亜(17) …… 春日局(1989・NHK) 役名はつる

稲葉正則
いなば・まさのり

【生没】1623(元和9)−1696(元禄9)
【生地】武蔵国
【家系】稲葉氏
【実父】稲葉正勝
【実母】山田重利女
【別称】稲葉美濃守
【略伝】
 江戸幕府の老中。
 母を早くに亡くしたため、祖母春日局に養育されていたが、1634(寛永11)年には父正勝を亡くしたために、相模小田原藩主となり、春日局の兄斎藤利宗の輔佐を受ける。
 1657(明暦3)年に老中に就任して将軍徳川家綱を輔佐(1666[寛文6]年には老中首座となる)。徳川綱吉が将軍に就任した後の1683(天和3)年に隠居した。
【配役】
三原 純(46) …… 危し!伊達六十二万石(1957・新東宝)
大邦一公(59) …… 伊達騒動 風雲六十二万石(1959・映画)
原聖四郎(58) …… 青葉城の鬼(1962・大映)
佐藤 慶(35) …… 柳生武芸帳 片目の十兵衛(1963・東映)
加賀邦男(57)→谷岡貞夫…… 樅ノ木は残った(1970・NHK)
近藤 宏(63) …… ご存知!旗本退屈男 II(1988・ANB)
澤田英俊→真田知幸 …… 春日局(1989・NHK)
加藤 武(62) …… 江戸城大乱(1991・東映)
岡村嘉隆 …… 天下の副将軍 水戸光圀 徳川御三家の激闘(1992・TX)
依田 昇(61) …… 元禄繚乱(1999・NHK)
西山 潤(14) …… 大奥 誕生 有功・家光篇(2012・TBS)
浅見小四郎(57) …… 天地明察(2012・角川=松竹)

稲葉正巳
いなば・まさみ

【生没】1815(文化12)−1879(明治12)
【生地】
【実父】稲葉正盛
【実母】本多忠誠女
【別称】稲葉兵部大輔
【略伝】
 江戸幕府の老中。
 1820(文政3)年、父正盛の死により安房館山藩主となる。
 その後、幕府講武所奉行などを務め、1862(文久2)年に若年寄に就任。外国御用取扱勝手掛・海陸備向取扱として1864(元治元)年の神戸海軍操練所設立などに尽力したが、同年、若年寄を辞して隠居する。
 しかし、翌年には若年寄に復帰し、海軍整備などを担当。1866(慶応2)年に再び辞職するが、引き続き若年寄格、後に老中格・海軍総裁として海軍改革を推進した。
 1868(明治元)年の幕府崩壊とともに辞職した。
【配役】
津村礼司 …… 快傑まぼろし頭巾(1954・東映)
矢奈木邦二郎 …… 快傑黒頭巾(1958・東映)
細川俊夫(58) …… 勝海舟(1974・NHK)
青木義朗(54) …… 大奥(1983・KTV)
勝 光徳(48) …… 徳川慶喜(1998・NHK)

稲葉正通
いなば・まさみち

【生没】1640(寛永17)−1716(享保元)
【生地】武蔵国
【家系】稲葉氏
【実父】稲葉正則
【実母】万菊子
【別称】稲葉丹後守、稲葉正往
【略伝】
 江戸幕府の老中。
 世子時代の1681(天和元)年に奏者番・寺社奉行となり、1685(貞享2)年まで京都所司代も兼ねる。その間の1683(天和3)年、父正則の隠居により相模小田原藩主となり、1685(貞享2)年には越後高田に転じる。
 1701(元禄14)年に老中に就任して下総佐倉に移され、1702(元禄15)年12月、赤穂浪士が吉良上野介邸へ討ち入った際には、月番老中として事件の処理に当たった。
 1707(宝永4)年に老中を辞し、隠居した。
【配役】
南 光明@(31) …… 実録忠臣蔵(1926・映画)
南 光明A(32) …… 増補改訂忠臣蔵(1927・映画)
伊達三郎(26) …… 緋牡丹盗賊(1950・映画)
立松 晃(44) …… さけぶ雷鳥(1957・映画)
香川良介(63) …… 忠臣蔵(1959・東映)
2尾上九朗右衛門(52) …… 赤穂浪士(1964・NHK)
細川俊夫(55) …… 大忠臣蔵(1971・NET)
佐伯 徹(34) …… 水戸黄門(第4部)(1973・TBS)
西国成男(49) …… 元禄太平記(1975・NHK)
袋 正(45) …… ご存知女ねずみ小僧(1977・CX) 役名は稲葉丹波守
林 三郎 …… 赤穂城断絶(1978・東映)
国一太郎 …… 赤穂浪士(1979・ANB)
林 与一(45) …… 忠臣蔵 女たち・愛(1987・TBS)
西岡徳馬(46) …… 腕におぼえあり2(1992・NHK)
武内 亨(66) …… 水戸黄門(第22部)(1993・TBS)
下塚 誠(43) …… 水戸黄門(第25部)(1996・TBS)
笹木俊志(58) …… 赤穂浪士(1999・TX)
牧口元美(64) …… 元禄繚乱(1999・NHK)
服部哲治(64) …… 水戸黄門(第28部)(2000・TBS)
中村孝雄(64) …… 水戸黄門(第29部)(2001・TBS)
水上保広(60) …… 忠臣蔵 瑤泉院の陰謀(2007・TX)

稲葉正休
いなば・まさやす

【生没】1640(寛永17)−1684(貞享元)
【生地】武蔵国
【家系】稲葉氏
【実父】稲葉正吉
【実母】太田資宗
【別称】稲葉石見守
【略伝】
 江戸幕府の若年寄。
 1656(明暦2)年、父正吉が男色のもつれから殺害されたために家督を継承。その後、幕府に出仕し、小姓組番頭を経て、1682(天和2)年に若年寄に就任し、加増を受けて大名に列するが、1684(貞享元)年、親戚筋の大老堀田正俊を江戸城内で刺殺し、自らもその場で老中らに斬殺された。その原因については、治水工事に絡む見積もりの違いを正俊に指摘されたであるとか、将軍徳川綱吉の内意で正俊の辞職を勧告に来たところ拒まれ、話がこじれたためともいわれ、はっきりしない。なお、稲葉家は断絶となり、徳川光圀のみがその弔問に訪れたという。
【配役】
五十嵐義弘(41) …… 大奥(1983・KTV)
下元年世(52) …… 天下の副将軍 水戸光圀 徳川御三家の激闘(1992・TX)
大出 俊(53) …… あぐら剣法無頼帖(1994・ABC)
本田博太郎(48) …… 元禄繚乱(1999・NHK)
藤沢徹夫 …… 水戸黄門(第29部)(2001・TBS)
勝村政信(41) …… 徳川綱吉 イヌと呼ばれた男(2004・CX)
山下規介(51) …… あさきゆめみし 八百屋お七異聞(2013・NHK)
山口幸晴(63) …… くノ一忍法帖 蛍火(2018・BSテレ東)

稲葉又右衛門
いなば・またえもん

【生没】?−1561(永禄4)
【生地】
【家系】稲葉氏
【実父】稲葉通貞
【実母】
【別称】稲葉常通
【略伝】
 斎藤家の家臣。
 稲葉一鉄のおじ。斎藤家に仕え、1561(永禄4)年5月、美濃軽海にて織田信長の軍勢と戦い、佐々成政らに討ち取られた。
【配役】
新 実(48) …… 利家とまつ 加賀百万石物語(2002・NHK)

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