新田氏義
にった・うじよし

【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】
 新田義貞の家臣。
 義貞に仕え、1333(元弘3・正慶2)年5月の義貞の鎌倉攻めに加わった。
【配役】
河合隆司(29) …… 太平記(1991・NHK)

新田革左衛門
にった・かくざえもん

【生没】?−1864(元治元)
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】
 新選組の隊士。
 1863(文久3)年に新選組に入隊したが、翌年6月の池田屋事件で尊王攘夷派の志士と闘って負傷し、その傷がもとで没した。
【配役】
鈴木正典 …… 新選組始末記(1977・TBS)
芳野史明(25) …… 新選組血風録(1998・ANB)
赤堀二英(37) …… 新選組!(2004・NHK)

新田景綱
にった・かげつな

【生没】
【生地】
【実父】新田貞綱
【実母】
【略伝】
 伊達家の家臣。
 伊達家に仕え、出羽館山城主を務めていたが、1570(元亀元)年の中野宗時が主君輝宗に謀叛した際、子義直が宗時の孫娘を妻に迎えていた義直がこれに加担したため、自らこれを主君伊達輝宗に訴え、討伐した。
【配役】
森 幹太(63) …… 独眼竜政宗(1987・NHK)

新田三郎
にった・さぶろう

【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】
 奥州藤原氏の家臣。
 藤原泰衡に仕えていたものと思われ、源頼朝により泰衡が滅ぼされた後の1189(文治5)年12月、兄大河兼任に従って頼朝に対し叛乱を起こすが、ほどなくして兼任から離反して頼朝方に走り、以後、頼朝に仕えた。
【配役】
海江田譲二(58) …… 源義経(1966・NHK)

新田高平
にった・たかひら

【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】
 藤原泰衡の家臣。
 1189(文治5)年、泰衡が源頼朝の意を受けて源義経を討つと、泰衡の命を受け、その首を携えて鎌倉へ赴き、頼朝の首実検に供した。
【配役】
小野泰次郎(47) …… 草燃える(1979・NHK)

新田義貞
にった・よしさだ

【生没】1301(正安3)?−1338(延元3・暦応元)
【生地】
【家系】新田氏
【実父】新田朝氏
【実母】
【略伝】
 幕府に出仕し、1331(元徳3・元弘元)年、幕府の命を受け、幕府に対して挙兵した楠木正成が立て籠もる河内千早城攻略などに加わったが、1333(正慶2・元弘3)年5月8日、上野生品明神にて幕府に対して挙兵。寡勢で鎌倉をめざすが、行軍中に各地の御家人らが馳せ参じ、鎌倉を脱出した足利高氏(尊氏)の嫡男千寿王(義詮)もこれに加わったことから、数万の軍勢となったといわれ、迎撃に出た幕府方の軍勢を武蔵小手指原や分倍河原などで次々と破り、同月22日未明に防備の手薄な稲村ヶ崎から鎌倉府内への進入に成功し、北条高時をはじめとする北条一族郎党を自害に追い込み、幕府を滅ぼした。
 その後、鎌倉にとどまるが、同じく鎌倉にとどまった足利勢との諍いが絶えず、やがて上洛。後醍醐天皇にその功を賞され、上野や越後などの守護に任ぜられたほか、左兵衛督などに任ぜられる。1335(建武2)年、中先代の乱の鎮定のために東下していた尊氏が帝より離反すると、帝より尊氏追討の勅命を受けて出陣し、駿河手越河原などに足利直義らの軍勢を破るが、箱根竹ノ下で尊氏の軍勢に敗れ、京都へ戻る。
 翌年1月の尊氏の上洛に際しては、これに敗れていったん京都を退いたが、陸奥より足利勢を追撃してきた北畠顕家の軍勢とともに尊氏を京都より追うことに成功。同年5月、九州まで落ちた尊氏が勢力を回復して西上すると、楠木正成らとともに摂津湊川に足利勢を迎え撃つものの大敗を喫した。
 尊氏が再び京都を制圧した後は、北陸道の鎮定を名目として帝の皇子尊良親王恒良親王を奉じて越前金ヶ崎城に拠るが、翌年、足利勢の攻撃を受けて落城。その後も越前で足利方の軍勢と交戦を繰り返したが、翌1338(延元3・暦応元)年閏7月、越前藤島の燈明寺畷にて足利方の斯波高経の軍勢と戦い、激戦の末、流れ矢に当たって落命した。
【配役】
2尾上松之助(49)…… 新田義貞(1924・日活)
近藤大基→萩原健一(41)→根津甚八(44)…… 太平記(1991・NHK)

新田義貞の正室
にった・よしさだのせいしつ

【生没】
【生地】
【実父】安東行継
【実母】
【略伝】
 新田義貞の正室。
 1333(正慶2・元弘3)年の幕府の崩壊に際し、幕府方に属した伯父安東聖秀に降伏の書状を送るが、聖秀がこれに応じず自害したという記録が残っている。
【配役】
あめくみちこ(28) …… 太平記(1991・NHK)

新田義直
にった・よしなお

【生没】?−1570(元亀元)
【生地】
【実父】新田景綱
【実母】
【略伝】
 伊達家の家臣。
 伊達輝宗に仕えるが、1570(元亀元)年、妻の祖父に当たる中野宗時が主君輝宗に謀叛を起こした際、これに加担。しかし、父景綱がこれを輝宗に訴え出て、景綱に討伐された。
【配役】
平井隆博(33) …… 独眼竜政宗(1987・NHK)

仁田五郎
にった・ごろう

【生没】?−1203(建仁3)
【生地】
【実父】
【実母】
【別称】仁田忠正
【略伝】
 仁田忠常の弟。
 1203(建仁3)年、兄忠常とともに北条時政によって討たれた。
【配役】
伊藤哲哉(26) …… 草燃える(1979・NHK)

仁田忠常
にった・ただつね

【生没】1167(仁安2)−1203(建仁3)
【生地】
【実父】
【実母】
【別称】仁田四郎
【略伝】
 鎌倉幕府の御家人。
 1180(治承4)年、源頼朝が平氏に対して挙兵するとこれに加わり、各地を転戦。1193(建久4)年の富士裾野での巻狩りの際には、仇討ちを遂げた曽我十郎を討ち取る。
 1199(正治元)年の頼朝の没後は将軍頼家に仕えるが、1203(建仁3)年9月、北条時政の命を受けて頼家の岳父比企能員を殺害。これに憤慨した頼家に時政の殺害を命じられるが失敗し、逆に時政に殺害された。
【配役】
中村翫暁(43) …… 夜討曽我(1923・帝キネ)
4市川米十郎 …… 夜討曽我(1929・マキノ)
5市川市十郎(50) …… 修禅寺物語(1955・松竹)
丹波哲郎(37) …… 曽我兄弟(1959・NTV)
遠山金次郎(28) …… 富士に立つ若武者(1961・東映)
中田譲治(25) …… 草燃える(1979・NHK)
舘 大介(30) …… 炎立つ(1993・NHK)
上杉陽一(45) …… 義経(2005・NHK)
高岸宏行(30) …… 鎌倉殿の13人(2022・NHK) 自害して果てる

仁田六郎
にった・ろくろう

【生没】?−1203(建仁3)
【生地】
【実父】
【実母】
【別称】仁田忠時
【略伝】
 仁田忠常の弟。
 1203(建仁3)年9月、兄忠常とともに北条時政によって討たれた。
【配役】
内田直哉(26) …… 草燃える(1979・NHK)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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