比企尼
ひきの・あま

【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】
 源頼朝の乳母。
 比企掃部允の妻。頼朝の乳母を務め、頼朝が平治の乱後に伊豆へ流された際もこれに同行する。
 1182(寿永元)年に頼朝に頼家が誕生した際は、娘(河越尼)が乳母となり、甥で養子の能員が乳母夫となった。
【配役】
柳川慶子(36) …… 新・平家物語(1972・NHK)
二木てるみ(56) …… 義経(2005・NHK)
草笛光子(89) …… 鎌倉殿の13人(2022・NHK)

比企時員
ひき・ときかず

【生没】?−1203(建仁3)
【生地】
【実父】比企能員
【実母】比企能員の妻
【別称】比企弥四郎
【略伝】
 比企能員の子。
 源頼家の側近くに仕える。1203(建仁3)年9月、頼家が病により危篤となった中、父能員が北条時政の意を受けた仁田忠常らによって殺害されると、頼家の嫡男一幡の邸に立て籠もるが、北条義時らの攻撃を受け、討死した。
【配役】
山本 茂(18) …… 草燃える(1979・NHK)
成田瑛基(33) …… 鎌倉殿の13人(2022・NHK)

比企朝宗
ひき・ともむね

【生没】
【生地】
【実父】
【実母】比企尼
【別称】比企藤内
【略伝】
 源頼朝の家臣。
 頼朝に仕え、各地を転戦。1192(建久3)年の頼朝の征夷大将軍就任後も引き続き頼朝に仕えた。
【配役】
纓片達雄(35) …… 源義経(1966・NHK)

比企宗員
ひき・むねかず

【生没】?−1203(建仁3)
【生地】
【実父】比企能員
【実母】比企能員の妻
【別称】比企三郎
【略伝】
 比企能員の子。
 源頼家の側近くに仕える。1203(建仁3)年9月、頼家が病により危篤となった中、父能員が北条時政の意を受けた仁田忠常らによって殺害されると、頼家の嫡男一幡の邸(小御所)に立て籠もるが、北条義時らの攻撃を受け、討死した。
【配役】
武田洋和(30) …… 草燃える(1979・NHK)
Kaito …… 鎌倉殿の13人(2022・NHK) 役名は比企宗朝

比企能員
ひき・よしかず

【生没】?−1203(建仁3)
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】
 鎌倉幕府の御家人。
 源頼朝の乳母を務めた比企尼の甥で、後にその養子となる。
 1180(治承4)年に頼朝が平氏に対して挙兵するとこれに加わり、各地を転戦。頼朝の信任厚く、1189(文治5)年の陸奥侵攻では、北陸道大将軍に任ぜられて出羽の平定に当たり、その後も上野・信濃の守護を務めるなどした。
 この間の1182(寿永元)年に頼朝の子万寿(頼家)が自邸で誕生し、がその乳母を務める。後にを頼家の正室とし、1198(建久9)年には一幡が誕生したことから頼家の外戚としての地位を得、翌1199(正治元)年の頼朝没後、頼家の親政から有力御家人13人による合議制に移行するとその一員となったが、幕政の実権掌握を企図する北条時政によりその存在を次第に危険視され、頼家が病により危篤となっていた1203(建仁3)年9月、時政の意を受けた仁田忠常らによって殺害された。
【配役】
柳永二郎(60) …… 修禅寺物語(1955・松竹)
小田部通麿(35) …… 富士に立つ若武者(1961・東映)
井上昭文(43) …… 北条政子(1970・NET)
佐藤 慶(51) …… 草燃える(1979・NHK) 比企尼の娘婿
佐藤二朗(53) …… 鎌倉殿の13人(2022・NHK)

比企能員の妻
ひき・よしかずのつま

【生没】?−1203(建仁3)?
【生地】
【実父】渋河兼忠?ミセヤノ大夫行時?
【実母】
【略伝】
 比企能員の妻。
 1182(寿永元)年に万寿(源頼家)が誕生すると、その乳母となった。
【配役】
横山道代(43) …… 草燃える(1979・NHK) 役名は比企重子(比企尼の娘)
堀内敬子(51) …… 鎌倉殿の13人(2022・NHK) 役名は道

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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