足利家時あしかが・いえとき

生没 1260(文応元)-1284(弘安7)
生地
家系 足利氏
実母 上杉重房

略伝

 足利頼氏の子。
 1262(弘長2)年、父頼氏の死に伴い、わずか3歳で家督を相続。母が上杉重房の娘であったため、家時は母方を通じては北条氏と血縁がない初の当主となった。しかしその後、自身は正室に北条時茂(北条氏の一門)の娘を迎え、幕府の執権を輩出する北条一族との関係を再び深めた。
 足利家には「七代目の子孫が天下を取る」との置文が伝わるとされ、その「七代目」が家時にあたる。しかし、当時は北条氏の権勢下で天下を望める状況ではなかったため、「我命をつづめて三代の中にて天下を取らしめたまへ」と祈願して自害した、という伝説が『難太平記』などに記されている。

配役

小形竹松 太平記(1991・NHK)
俊藤光利(27)
内山昂輝(11)
北条時宗(2001・NHK)
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足利貞氏あしかが・さだうじ

生没 1273(文永10)-1331(元弘元・元徳3)
生地
家系 足利氏
実母 北条時茂

略伝

 足利家時の子。足利尊氏の父。
 1284(弘安7)年、父家時の死により12歳で家督を相続し、時の執権北条貞時から偏諱を賜り「貞氏」と名乗る。1311(応長元)年に貞時が亡くなると、それに殉じる形で出家した。

配役

緒形 拳(54)
津田充博(13)
太平記(1991・NHK)
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足利尊氏あしかが・たかうじ

生没 1305(嘉元3)-1358(延文3・正平13)
生地 丹波国など諸説あり
家系 足利氏
実母 清子
別称 足利高氏

略伝

 足利貞氏の次男。
 当初は鎌倉幕府の有力御家人として、執権北条高時から偏諱を賜り「高氏」と名乗る。
 1333(正慶2・元弘3)年、後醍醐天皇が起こした倒幕運動の鎮圧のため幕府の命を受けて上洛するが、突如幕府に反旗を翻し、京都の六波羅探題を攻略。関東で挙兵した新田義貞らとともに鎌倉幕府を滅亡に導いた。
 幕府滅亡後の新政では、後醍醐帝から倒幕第一の功臣とされ、名の「尊」の字を賜り「尊氏」と改名。しかし、武士の利益を軽視し公家を重んじる帝の政治に次第に不満を募らせ、1335(建武2)年、北条氏の残党が鎌倉を占拠した中先代の乱を鎮圧すると、帝の許可なく鎌倉に留まり、独自の恩賞を与えるなど武家の棟梁としての振舞いを見せる。帝方が差し向けた義貞らの討伐軍を箱根・竹ノ下の戦いで破り、そのまま上洛して一時京都を占領。その後、陸奥から駆け付けた北畠顕家らに敗れ九州へ落ち延びるが、多々良浜の戦いで菊池氏らを破って勢力を回復する。再び東上し、1336(建武3・延元元)年、湊川の戦いで新田・楠木連合軍を破って入京を果たした。
 同年、光明天皇を擁立し、政治方針として「建武式目」を制定して武家政権の樹立を宣言。一方、後醍醐帝は大和吉野へ逃れて南朝を立て、以後約60年にわたる南北朝の動乱が始まった
 1338(延元3・暦応元)年に征夷大将軍に任じられるが、幕政においては、政権の実務を担う弟直義と足利家執事高師直との対立が激化。尊氏の庶子で直義の養子となった直冬も巻き込み、幕府を二分する内乱(観応の擾乱)に発展する。1352(正平7・観応3)年に直義が急死(毒殺説が有力)して争乱はいったん収束するが、その後も南朝や直冬方の抵抗が続き、1354(正平9・文和3)年には南朝と結んだ直冬に京都を制圧されるなど、政情不穏の状態が続いた。

配役

片岡童十郎(39) 楠公桜井の駅(1922・松竹)
遠山 満(47) 大楠公(1940・映画)
古石孝明 大楠公(1959・MBS)
堀 正夫(55) 大楠公(1959・MBS)
神山 繁(37) 怒涛日本史(足利尊氏)(1966・MBS)
真田広之(31)
雨笠利幸(15)
太平記(1991・NHK)
三觜要介(12) 北条時宗(2001・NHK)
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足利直冬あしかが・ただふゆ

生没 1327(嘉暦2)?-1387(元中4・嘉慶元)?
生地
家系 足利氏
実母 越前局

略伝

 足利尊氏の長男。
 母越前局の身分が低かったため、父尊氏に認知されず、鎌倉東勝寺で育つ。後に叔父足利直義の養子となり、その名から一字を与えられ「直冬」と名乗った。
 1349(正平4・貞和5)に長門探題として西国へ派遣されるが、同年に表面化した幕府の内紛(観応の擾乱)では養父直義方に属して実父尊氏と敵対。尊氏方の足利家執事高師直に敗れて九州へ落ち延びた。
 九州では少弐氏らの支援を得て独自の勢力を確立し、一時は直義から九州探題に任じられる。しかし、1352(正平7・観応3)年に直義が急死すると後ろ盾を失い孤立。その後は南朝と結び、1354(正平9・文和3)には京都を一時制圧して尊氏を敗走させるなど、父子で壮絶な戦いを繰り広げる。1358(延文3・正平13)の尊氏の死後も抵抗を続けたが、その最期は定かではなく、伝説に包まれている。

配役

筒井道隆(20)
山崎雄一郎
太平記(1991・NHK)
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足利直冬の妻あしかが・ただふゆのつま

生没
生地
実母

略伝

 少弐頼尚の子。
 九州へ落ち延びた足利直冬が父頼尚の支援を受け、その同盟関係を固めるため、直冬に嫁いだという。

配役

苑村美月(19) 太平記(1991・NHK)
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足利直義あしかが・ただよし

生没 1306(徳治元)?-1352(正平7・観応3)
生地
家系 足利氏
実母 清子

略伝

 足利貞氏の三男。足利尊氏の弟。
 1333(元弘3・正慶2)年の兄尊氏の倒幕挙兵以来、一貫してその行動を補佐。鎌倉幕府滅亡後は、成良親王を奉じて鎌倉へ下り、関東の統治を担う。1335(建武2年)、中先代の乱で北条時行に敗れ一時鎌倉を失うが、尊氏の東下を得てこれを回復した。
 室町幕府が開かれると、尊氏が軍事・恩賞を、直義が政務・訴訟を担う「二頭政治」を展開し、事実上の最高権力者として幕政を主導するが、尊氏の側近で足利家執事高師直との対立が激化する。1349(正平4・貞和5)年、師直派のクーデターにより出家・隠退に追い込まれるが、翌年、師直討伐を掲げて南朝に降伏。実父尊氏と敵対し、自らの養子となっていた直冬をも巻き込む抗争を繰り広げた(観応の擾乱)。
 1351(正平6・観応2)、摂津打出浜の戦いで尊氏を破り、師直・師泰兄弟を殺害して幕政に復帰。しかし、尊氏との対立は解消されず、尊氏が南朝と結んで直義の追討を開始すると次第に劣勢となり、1352(正平7・観応3)年1月、落ち延びた鎌倉で尊氏に降伏し、幽閉された翌月、急死した。『太平記』は、尊氏による毒殺であったと伝えている。

配役

丹下知嘉 楠公父子(1933・太秦)
末広憲治 大楠公(1959・MBS)
仲谷 昇(37) 怒涛日本史(足利尊氏)(1966・MBS)
高嶋政伸(25)
高橋 守(16)
太平記(1991・NHK)
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足利基氏あしかが・もとうじ

生没 1340(延元5・暦応3)-1367(正平22・貞治6)
生地
家系 足利氏
実母 登子

略伝

 足利尊氏の四男。
 1349(正平4・貞和5)年、兄義詮が幕政の中枢を担うため京都へ戻ると、入れ替わりでわずか10歳で鎌倉へ下向し。関東を統治する鎌倉府の長官である鎌倉公方に就任する。執事(後の関東管領)の上杉憲顕らの補佐を受け、関東における幕府の支配体制を確立し、以後、鎌倉公方の職は基氏の子孫に世襲された。

配役

枝松拓矢 太平記(1991・NHK)
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足利泰氏あしかが・やすうじ

生没 1216(建保4)-1270(文永7)
生地
家系 足利氏
実母 北条泰時

略伝

 足利義氏の子。
 母方の祖父である幕府執権北条泰時から偏諱を賜り「泰氏」と名乗る。
 将軍九条頼経頼嗣父子に近臣として仕える。しかし、幕府の実権を握る北条氏と頼経との対立が深まると立場を失い、1251(建長3)年、頼経の幕府転覆計画への関与を疑われたためか、幕府に無断で出家し、これにより所領を没収された。

配役

西岡徳馬(55) 北条時宗(2001・NHK)
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足利泰氏の妻あしかが・やすうじのつま

生没
生地
実母

略伝

 北条朝時の子。足利泰氏の妻。

配役

原田美枝子(43) 北条時宗(2001・NHK) 役名は桔梗
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足利義昭あしかが・よしあき

生没 1537(天文6)-1597(慶長2)
生地 山城国
家系 足利氏
実父 足利義晴
実母 慶寿院(近衛尚通女)
別称 足利義秋、覚慶

略伝

 室町幕府12代将軍足利義晴の次男。
 はじめ奈良興福寺に入り覚慶と名乗る。しかし1565(永禄8)年、兄である13代将軍義輝松永久秀らに殺害されると還俗。幕府再興を期して越前の朝倉義景など各地の大名を頼り、流浪の生活を送る。
 1568(永禄11)年、尾張の織田信長を新たな後ろ盾として上洛を果たし、15代将軍に就任。当初は信長の補佐を受けたが、次第に信長を危険視するようになり、武田信玄浅井長政毛利輝元本願寺顕如などと密かに連携し、信長包囲網を画策。1572(元亀3)年、信玄の上洛作戦が開始されると一時優位に立つが、翌年4月に信玄が病死すると包囲網は崩壊する。同年7月、信長に反旗を翻して挙兵するも敗れ、京都から追放された。これにより、室町幕府は事実上滅亡した。
 その後は備後鞆で輝元らを頼り、信長への抵抗を続けたが、勢力の回復はならなかった。のちに豊臣秀吉の庇護下に入り、山城槇島にて1万石を与えられ、余生を送った。

配役

久米 明(39) 土性っ骨奮戦記(1963・NHK)
川喜多雄二(41) 徳川家康(1964・NET)
16市村家橘(47) 太閤記(1965・NHK)
楠 年明(33) 仮面の忍者赤影(1967・KTV)
大出 俊(28) 天と地と(1969・NHK)
楠本憲吉(49) 亭主の好きな柿8年(1970・NET)
菅貫太郎(39) 新書太閤記(1973・NET)
伊丹十三(40) 国盗り物語(1973・NHK)
松橋 登(34) 黄金の日日(1978・NHK)
鈴木瑞穂(52) 戦国自衛隊(1979・東宝)
津村 隆(38) おんな太閤記(1981・NHK)
篠原大作(45) 徳川家康(1983・NHK)
石橋蓮司(46) 太閤記(1987・TBS)
9市川団蔵(37) 武田信玄(1988・NHK)
大橋吾郎(33) 織田信長(1989・TBS)
青山裕一(25) 信長(1992・NHK)
京本政樹(35) 織田信長(1994・TX)
石橋蓮司(54) 豊臣秀吉天下を獲る!(1995・TX)
玉置浩二(38) 秀吉(1996・NHK)
モロ師岡(43) 利家とまつ 加賀百万石物語(2002・NHK)
相島一之(44) 国盗り物語(2005・TX)
三谷幸喜(45) 功名が辻(2006・NHK)
京本政樹(47) 太閤記 天下を獲った男・秀吉(2006・EX)
谷原章介(35) 明智光秀 神に愛されなかった男(2007・CX)
小松利昌(35) ソードブル ジライヤ忍法帖(2008・KTV)
木下ほうか(45) 寧々 おんな太閤記(2009・TX)
和泉元彌(37) 江 姫たちの戦国(2011・NHK)
梶原 善(45) 戦国疾風伝 二人の軍師(2011・TX)
佐藤二朗(44) 女信長(2013・CX)
正名僕蔵①(43) 信長のシェフ(第1部)(2013・EX)
池田政典(47) 濃姫 II 戦国の女たち(2013・EX)
吹越 満(49) 軍師官兵衛(2014・NHK)
堀部圭亮(48) 信長協奏曲(2014・CX)
正名僕蔵②(44) 信長のシェフ(第2部)(2014・EX)
滝藤賢一(44) 麒麟がくる(2020・NHK)
古田新太(58) どうする家康(2023・NHK)
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足利義詮あしかが・よしあきら

生没 1330(元徳2)-1367(正平22・貞治6)
生地
家系 足利氏
実母 登子
別称 千寿王

略伝

 足利尊氏の次男。
 1333(元弘3・正慶2)年、父尊氏が後醍醐天皇に応じて倒幕に転じると、人質として留め置かれていた鎌倉を脱出。新田義貞の軍勢に合流し、鎌倉幕府滅亡を見届ける。
 室町幕府成立後は鎌倉に置かれ、叔父足利直義の補佐のもと関東の統治を担う。1349(正平4・貞和5)年、幕政を巡って尊氏と直義の対立が深刻化(観応の擾乱)すると、尊氏の命を受けて上洛。直義に代わって政務に参画し、尊氏とともに直義や南朝方との戦いに明け暮れた。
 1358(正平13・延文3)年、尊氏の死により幕府2代将軍に就任。就任当初は南朝方に京都を奪われるなど苦戦を強いられたが、斯波高経や佐々木道誉ら宿老の補佐を得てこれを奪回し、その後は南朝との和睦交渉を進めるなど、幕府の基盤安定に努めた。

配役

片岡孝太郎(23)
森田祐介(18)
稲葉洋介
太平記(1991・NHK)
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足利義氏あしかが・よしうじ

生没 1189(文治5)-1255(建長6)
生地
家系 足利氏
実父 足利義兼
実母 時子

略伝

 幕府御家人足利義兼の三男。
 母が幕府初代執権北条時政の娘であったために幕府内で重用され、伯父にあたる2代執権北条義時、その子泰時(3代執権)を補佐して幕政に参与。1213(建保元)年の和田合戦、1221(承久3)年の承久の乱では、いずれも幕府軍の主力として戦功を挙げた。
 後に泰時の娘を正室に迎え、北条氏との関係をさらに強化。1241年(仁治2)年に出家するが、その後も幕政への影響力を保ち続けた。

配役

小沢重雄(53) 草燃える(1979・NHK)
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足利義勝あしかが・よしかつ

生没 1434(永享6)-1443(嘉吉3)
生地 山城国
家系 足利氏

略伝

 足利義教の長男。
 1441(嘉吉元)年、父義教が赤松満祐に暗殺されると(嘉吉の変)、翌1442(嘉吉2)年に9歳で幕府7代将軍に就任。しかし、幼少のため実権はなく、政権は管領畠山持国ら有力守護大名の合議によって運営された。
 将軍就任の翌年、1443(嘉吉3)年7月に急逝。将軍在職期間はわずか8ヶ月であった。

配役

久我未来(14) 花の乱(1994・NHK)
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足利義兼の娘あしかが・よしかねのむすめ

生没
生地
家系 足利氏
実父 足利義兼
実母 時子

略伝

 幕府御家人足利義兼の子。
 母とされる時子の姉北条政子の画策により、いとこにあたる源実朝の正室候補とされるが、実朝は坊門信清の娘信子を正室に迎えることとなり、この縁談は実現しなかった。

配役

山本恵理子 草燃える(1979・NHK) 役名は松姫
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足利義澄あしかが・よしずみ

生没 1480(文明12)-1511(永正8)
生地 伊豆国
家系 足利氏
実父 足利政知
実母 武者小路隆光女
別称 足利義遐、清晃

略伝

 足利義教の四男政知の次男。足利義政の甥。
 幼少時に出家して清晃と名乗る。1493(明応2)年、管領細川政元が10代将軍義材(義稙)を追放すると(明応の政変)、政元に擁立されて11代将軍に就任するが、幕政の実権は政元が掌握する傀儡であった。
 1507(永正4)年、その政元が内紛により暗殺されると後ろ盾を失い、翌年、前将軍義材が大内義興の支援を得て上洛すると、対抗できずに京都を脱出。六角高頼を近江朽木谷に落ち延び、将軍職を解かれた。
 その後、京都への復帰を目指したが果たせず、1511(永正8)年8月、近江岡山城に没した。

配役

羽江幹朗 花の乱(1994・NHK)
永友イサム(34) 塚原卜伝(2011・NHK)
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足利義稙あしかが・よしたね

生没 1466(文正元)-1523(大永3)
生地 山城国
家系 足利氏
別称 足利義材、足利義尹

略伝

 足利義視の子。
 1489(延徳元)年、いとこの9代将軍足利義尚が没すると、父義視とともに美濃国から上洛。伯父である前将軍足利義政の養子となり、翌1490(延徳2)年に第10代将軍に就任する(このころは義材と名乗る)。しかし、管領細川政元との対立を深め、1493(明応2年)、政元によって将軍職を追われ、越中へ落ち延びた(明応の政変)。
 その後、名を義稙と改め、周防の大内義興のもとに身を寄せる。1508(永正5)年、義興や細川高国らに擁立されて上洛。11代将軍足利義澄を近江へ追放し、将軍位に返り咲いた。
 しかし、今度は細川高国との対立により1521(大永元)年に再び京都を追われることとなり、阿波へ下向。1523(大永3)年4月、同地撫養に没した。

配役

千秋 実(41) 忍術水滸伝 稲妻小天狗(1958・東映)
大沢たかお(26)
大島一貴(11)
根岸健太
花の乱(1994・NHK)
田口トモロヲ(40) 毛利元就(1997・NHK)
本田博太郎(60) 塚原卜伝(2011・NHK)
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足利義輝あしかが・よしてる

生没 1536(天文5)-1565(永禄8)
生地 山城国
家系 足利氏
実父 足利義晴
実母 慶寿院(近衛尚通女)
別称 足利義藤

略伝

 12代将軍足利義晴の長男。
 1546(天文15)年、父義晴が管領細川晴元と対立し近江へ逃れた際、11歳で将軍職を継承。当初は細川晴元、後にはその家臣であった三好長慶の傀儡であり、長慶との対立と和睦を繰り返しては京都からの退去と帰洛を余儀なくされるなど、不安定な立場にあったが、上杉謙信など各地の有力大名と積極的に交流し、大名間の争いを調停するなど、将軍権威の回復に精力的に努めた。
 1564(永禄7)年に長慶が病死すると、三好三人衆(三好長逸三好政康岩成友通)との対立が先鋭化。翌1565(永禄8)年5月、三好三人衆と松永久秀の軍勢に二条御所を急襲され、殺害された(永禄の変)。
 塚原卜伝や上泉信綱に剣を学んだ一流の剣士としても知られ、最期の際には、自ら所蔵する数々の名刀を畳に突き立て、敵兵が刃こぼれさせた刀を次々と取り替えながら奮戦したと伝えられている。

配役

中村賞三郎 室町御所(1925・連合)
月美弥夫 太閤記 藤吉郎出世飛躍の巻(1936・新興)
山本 学(32) 天と地と(1969・NHK)
竹脇無我(29) 国盗り物語(1973・NHK)
宮田恭男(28) 信長(1992・NHK)
北大路欣也(51) 織田信長(1994・TX)
千葉哲也(42) 国盗り物語(2005・TX)
山口祥行(35) 功名が辻(2006・NHK)
向井 理(38) 麒麟がくる(2020・NHK)
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足利義教あしかが・よしのり

生没 1394(応永元)-1441(嘉吉元)
生地 山城国
家系 足利氏
実父 足利義満
実母 慶子(安芸法眼女)

略伝

 室町幕府3代将軍足利義満の子。
 幼少時に出家し、義円と名乗って天台座主を務めるが、1428年(正長元年)、兄の4代将軍足利義持が後継者を定めぬまま急死すると、宿老による籤引きで後継者に選出され、還俗して6代将軍となる。
 就任後は、衰えつつあった将軍権力の回復を目指して「万人恐怖」と称された独裁的な政治を展開。1439(永享11)年には、幕府に反抗的であった鎌倉公方足利持氏を討伐し(永享の乱)、その後も有力守護大名の家督相続に強硬に介入するなど、恐怖による支配を続けたため、諸大名の不満と反発を招いた。
 1441(嘉吉元)年6月、赤松満祐邸で開かれた祝宴の席で、満祐らによって暗殺された(嘉吉の変)。

配役

岩城力也(47) 白鳥の騎士(1962・NET)
小林勝也(51) 花の乱(1994・NHK)
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足利義尚あしかが・よしひさ

生没 1465(寛正6)-1489(長享3)
生地 山城国
家系 足利氏

略伝

 足利義政の次男。
 誕生時、父義政はすでに弟義視を後継者として定めていたため、義尚の誕生は将軍後継者問題を引き起こし、これが守護大名の家督争いとも絡み合って、1467(応仁元)年からの応仁の乱の一因となる。
 乱の最中1473(文明5)年、義政から将軍職を譲られ、9歳で9代将軍に就任。成人後は、応仁の乱で失墜した幕府権威の回復に意欲を燃やす。1487(長享元)年、幕府の命に従わない近江守護六角高頼を討伐するため、自ら大軍を率いて近江へ出陣するが、六角勢の頑強な抵抗戦術に苦しめられて長期の陣中生活を余儀なくされ、1489(長享3)年3月、近江の陣中に没した。

配役

松岡昌宏(17)
井上孝幸(13)
高田遼太
花の乱(1994・NHK)
大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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足利義栄あしかが・よしひで

生没 1538(天文7)?-1568(永禄11)
生地 阿波国
家系 足利氏
実父 足利義維(義冬)

略伝

 足利義澄の次男義維の長男。
 父義維は阿波国に拠点を置いたため、「阿波公方」と称され、義栄もその地で三好氏の庇護下で育つ。
 1565(永禄8)年、いとこにあたる13代将軍軍足利義輝が三好三人衆(三好長逸三好政康岩成友通)らに殺害される(永禄の変)と、三人衆によって新たな将軍候補として擁立される。義輝の弟義秋(義昭)と将軍位を争った末、1568(永禄11)年2月に征夷大将軍に任じられた。
 しかし、同年9月、義昭を奉じた織田信長が上洛すると、対抗できずに敗走。ほどなくして病死した。

配役

一ノ瀬颯(23) 麒麟がくる(2020・NHK)
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足利義政あしかが・よしまさ

生没 1436(永享8)-1490(延徳2)
生地 山城国
家系 足利氏

略伝

 足利義教の五男。
 1443(嘉吉3)年、兄である幕府7代将軍義勝が早世したため、8歳で後を継ぎ8代将軍に就任。しかし、政治の実権は母重子や乳母今参局、正室日野富子、有力守護大名に握られ、次第に政治への関心を失っていった。
 富子との間に男子が生まれなかったため、1464(寛正5)、出家していた弟義尋(義視)を還俗させて後継者する。しかし翌年、富子が男子(義尚)を出産したため、将軍後継者問題が発生。これが守護大名の家督争いと結びつき、1467(応仁元)年からの応仁の乱の原因となった。
 乱のさなかの1473(文明5)年、将軍職を義尚に譲って隠居。乱の終結後は、政治から完全に離れ、京都東山に山荘(銀閣)を造営。茶の湯や能、作庭などに没頭し、「東山文化」と呼ばれる芸術文化を開花させた。

配役

関本 勝 石の庭(1957・NHK)
谷口 完(40) 石の庭(1962・NHK)
山口 崇(41) 幻花(1977・NET)
12市川団十郎(48)
7市川新之助(17)
西谷卓統(12)
花の乱(1994・NHK)
萩原健一(59) TAJOMARU(2009・ワーナー)
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足利義視あしかが・よしみ

生没 1439(永享11)-1491(延徳3)
生地 山城国
家系 足利氏
実母 小宰相局
別称 義尋

略伝

 足利義教の十男。足利義政の異母弟。
 早くに出家して義尋と名乗っていたが、兄の幕府8代将軍義政に男子がなかったため、1464(寛正5)年に義政の養子として還俗し、次期将軍候補となる。
 しかし翌年、義政と正室日野富子との間に男子(義尚)が誕生すると、義視は管領細川勝元の支援を受け、一方の義尚は母富子の実家である日野家や山名宗全を後ろ盾とし、将軍後継者問題が深刻化。これが応仁の乱の大きな原因となった。
 乱が始まると、義視は細川勝元が率いる東軍の将として擁立される。しかし、勝元らとの関係が悪化して伊勢へ出奔。その後、西軍総大将の山名宗全に迎えられ、敵方であった西軍へ身を投じた。
 乱の終結後は美濃に滞在。1489(延徳元)年に9代将軍義尚が陣没すると、自身の子義材(義稙)が10代将軍に就任。自身も将軍の父として京都へ戻り、幕政に関与した。

配役

仲谷 昇(51) 若き日の北條早雲(1980・ANB)
佐野史郎(39) 花の乱(1994・NHK)
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足利頼氏あしかが・よりうじ

生没 1240(仁治元)?-1262(弘長2)?
生地
家系 足利氏
実母 北条時氏女

略伝

 足利泰氏の三男。
 母は幕府4執権北条経時、5代執権北条時頼の姉妹にあたる。
 1252(建長4)年ごろ、父泰氏の出家に伴い家督を継承。幕府6代将軍宗尊親王に近侍。1256(康元元)年、執権時頼の長男である時利(時輔)の元服の際には、加冠役を務めた。

配役

尾美としのり(36)
安藤一平(19)
厚木拓郎(12)
北条時宗(2001・NHK)
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