しば・ごろう
【生没】1860(万延元)−1945(昭和20)
【生地】陸奥国
【実父】柴由道
【実母】ふじ(日向与惣衛門女)
【略伝】
柴太一郎・柴四朗の弟。
会津藩士の子に生まれ、1868(明治元)年9月に会津藩が新政府に降伏した後は、兄太一郎らとともに謹慎の身となる。1870(明治3)年に赦免されると、太一郎に伴われて、会津藩の移封先陸奥斗南に移住した。
1873(明治6)年に上京し、陸軍幼年学校、陸軍士官学校を卒業。その後、陸軍で順調に出世を遂げ、1894(明治27)年の日清戦争の際には大本営参謀となる。1899(明治32)年の義和団事変(北清事変)の際には、駐在武官として清国公使館にあり、暴徒に包囲された北京城に籠城してその防衛に成功。その後、重砲兵第1旅団長や第12師団長などを務め、1919(大正8)年には、会津藩出身者としては初めての陸軍大将となった。
1923(大正12)年に予備役編入。太平洋戦争終戦後の1945(昭和20)年9月15日に自決を図るが失敗し、命に別条はなかったが、同年12月に没した。
【配役】
しば・しろう
【生没】1852(嘉永5)−1922(大正11)
【生地】安房国
【実父】柴由道
【実母】ふじ(日向氏女)
【別称】東海散士
【略伝】
柴太一郎の弟、柴五郎の兄。
父由道が職務により滞在していた安房富津の会津藩陣屋で生まれる。
1868(明治元)年9月に会津藩が新政府に降伏した後は、兄太一郎らとともに謹慎の身となる。赦免後は会津の日新館などに学び、1879(明治12)年よりアメリカに留学。この間に構想して帰国後に上梓した小説『佳人之奇遇』は、ナショナリズムの思想が投影されたもので、当時の青年らに大きな影響を与えたという。
1892(明治25)年に衆議院議員となり、農商務次官などを務めた。
【配役】
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坂井 徹(22)
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田原坂(1987・NTV) |
しば・たいちろう
【生没】1839(天保10)−1923(大正12)
【生地】陸奥国
【実父】柴由道
【実母】ふじ(日向与惣衛門女)
【略伝】
柴四朗・柴五郎の兄。
会津藩(松平家)に仕え、1862(文久2)年、主君松平容保が京都守護職となると、先発隊として上洛し、容保の上洛後も引き続き京都にあって、朝廷や諸藩などとの折衝などに当たる。
1868(明治元)年からの戊辰戦争では、鳥羽伏見の戦いや北越戦争、若松城籠城戦で奮戦。会津藩の降伏後は謹慎の身となるが、赦免後、弟五郎らとともに会津藩の移封先陸奥斗南に移住する。しかし、斗南藩の米購入代金の横領事件に巻き込まれて逮捕され、1877(明治10)年4月の釈放まで7年あまりの間、東京で保釈と拘束を繰り返された。
釈放後は新政府に出仕して鹿児島県に勤め、同年の西南戦争にも出陣。後に会津に戻って南会津郡長などを務めた。
【配役】
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武藤大助(21) |
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田原坂(1987・NTV) |
しば・よしかど
【生没】
【生地】
【家系】渋川氏
【実父】渋川義鏡
【実母】山名氏女
【略伝】
室町幕府の管領。
1461(寛正2)年、一族の斯波家の家督を継承し、越前などの守護となる。
1466(文正元)年、先年失脚した斯波義敏が復権を果たすとこれに家督を奪われるが、岳父山名宗全の後援や義敏の再度の失脚もあって勢力を盛り返し、翌年正月には家督を回復して管領に就任する。
同年からの応仁の乱では山名方に属したため、将軍足利義政により各地の守護職を剥奪される。1471(文明3)年には越前守護代朝倉孝景が敵方細川方に寝返ったため、守護を務める尾張に逃れるが、後に幕府より追討命令を受け、逃亡した。
【配役】
しば・よしかね
【生没】1540(天文9)−1600(慶長5)
【生地】尾張国
【家系】斯波氏
【実父】斯波義統
【実母】
【略伝】
斯波義統の子。
1554(天文23)年に尾張守護を務める父義統が守護代織田信友に殺害されると、信友と対立する織田信長を頼り、翌年、信長の助勢を得て義統の本拠清洲城に入る。
以後、信長の庇護を受けたが、後に信長を追放して尾張国内での実権を回復しようと画策。これが信長の知るところとなって追放され、晩年は豊臣秀吉の御伽衆を務めた。
【配役】
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山本耕史(16) |
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信長(1992・NHK) |
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小島澄晴(12) |
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濃姫(2012・EX) |
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松田 周(35) |
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麒麟がくる(2020・NHK) |
しば・よしとし
【生没】1435(永享7)−1508(永正5)
【生地】
【家系】斯波氏
【実父】斯波持種
【実母】藤原氏女
【略伝】
尾張などの守護。
斯波家の分家に生まれ、後に宗家斯波義健の養子となる。
1452(享徳元)年の義健の死により斯波家の家督を継承し、尾張などの守護に任ぜられる。しかし、重臣らの主導権争いによって家中の統制がとれず、1459(長禄3)年には将軍足利義政の介入により隠居させられ、周防の大内政弘を頼る。
1466(文正元)年、政所執事伊勢貞親の後援を受けて幕政に復帰し、再度家督を継承したが、家督を奪われた義廉がその岳父山名宗全を後ろ盾として勢いを盛り返すなどしたため、貞親らとともに失脚した(文正の政変)。
翌年からの応仁の乱では細川方に属して越前で戦うが、越前守護代朝倉孝景の台頭もあって、勢力の目立った回復はならず、乱の終結後に出家した。
【配役】
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長谷川恒之(35) |
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花の乱(1994・NHK) |
しば・よしむね
【生没】1513(永正10)−1554(天文23)
【生地】
【家系】斯波氏
【実父】斯波義達
【実母】多々良氏女
【略伝】
尾張の守護。
尾張などの守護であった父義達の跡を継ぎ、幼くして尾張守護となるが実権はなく、尾張国内は守護代などを務める織田一族により支配されるに至る。
守護代織田信友に擁立されて清洲城を本拠としたが、1554(天文23)年7月、信友が織田信長の暗殺を画策した際にこれを信長に密告。しかし、これが露見し、信友によって殺害された。
【配役】
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山本 寛(55) |
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信長(1992・NHK) |
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西田 健(49) |
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織田信長(1994・TX) |
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有馬自由(57) |
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麒麟がくる(2020・NHK) |