紙屋宗仁
かみや・そうにん

【略伝】
 紙漉職人。
 本阿弥光悦とともに京都鷹峯に住していた。
【配役】
茂山逸平(24) …… 武蔵 MUSASHI(2003・NHK)

神谷信濃守
かみや・しなののかみ

【生没】?−1632(寛永9)
【生地】
【実父】
【実母】
【別称】神谷守孝
【略伝】
 前田家の家臣。
 前田利家利長利常の前田家3代に仕えた。
【配役】
岸野一彦(49) …… 徳川家康(1983・NHK)

神谷宗湛
かみや・そうたん

【生没】1551(天文20)−1635(寛永12)
【生地】
【実父】神谷(神屋)紹策
【実母】
【別称】神屋宗湛
【略伝】
 博多の商人。
 1582(天正10)年に上洛して織田信長に謁したが、このとき本能寺の変に遭遇する。
 1586(天正14)年に再び上洛して大徳寺で剃髪して宗湛を称する。その後、千利休らと交流を深め、翌1587(天正15)年には九州攻めのために博多に入った豊臣秀吉に拝謁。島井宗室とともに博多での特権を認められ、1592(文禄元)年からの朝鮮出兵では兵糧の調達などに奔走した。
 1598(慶長3)年の秀吉没後は、天下の実権を掌握した徳川家康への接近を試みたが果たせず、新たに福岡に入った黒田家との折り合いも悪かったようで、1624(寛永元)年には藩主黒田忠之に家宝博多文琳(茶入)を500石の知行と金1000両と引き換えに召し上げられるなど失意の晩年を送ったという。
 なお、1586(天正14)から1614(慶長18)年にかけての茶会の様子を書き留めた「宗湛日記」は、茶の湯研究の史料として重宝されている。
【配役】
土屋嘉男(38) …… 太閤記(1965・NHK)
西村 晃(55) …… お吟さま(1978・東宝)
北村和夫(54) …… 関ヶ原(1981・TBS)
木下秀雄(65) …… 秀吉(1996・NHK)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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