かわい
【生没】
【生地】
【実父】関氏
【実母】
【略伝】
江戸城大奥の女中。
1856（安政３）年、篤姫（天璋院）が江戸城大奥に入ると、篤姫付中年寄となるが、1863（文久３）年、江戸城内での火災に伴って、他の女中たちとともに暇を出された。
【配役】
片山美穂（40） …… 篤姫（2008・NHK）
かわい・きさぶろう
【生没】1838（天保９）−1866（慶応２）
【生地】播磨国
【実父】河合儀平
【実母】ゆり
【略伝】
新選組の隊士。
1863（文久３）年に新選組に入隊したものと思われ、商家の出であったためにその才を買われて勘定方に任ぜられる。
1866（慶応２）年２月、隊費の一部が何者かによって流用されたため、実家からの送金による補填を画策したが、これが露見して切腹させられた。
【配役】
入江慎也（42） …… 新選組血風録（1965・NET） 中村賀津雄（31） …… 新選組（1969・東宝） 香月涼二 …… 新選組（1969・東宝） 古谷一行（28） …… 怪談（新選組 呪いの血しぶき）（1972・MBS） 北野拓也 …… 新選組（1973・CX） 江木俊夫（25） …… 新選組始末記（1977・TBS） 大森啓祠朗（34） …… 燃えよ剣（1990・TX） 蟹江一平（26） …… 壬生義士伝（2002・TX） 大倉孝二（30） …… 新選組！（2004・NHK）
かわい・すが
【生没】1834（天保５）−1894（明治27）
【生地】越後国？
【実父】椰野弥五右衛門
【実母】
【略伝】
河井継之助の妻。
梛野嘉兵衛の妹。1850（嘉永３）年に河井継之助に嫁ぐ。
1868（明治元）年に新政府軍が越後長岡に侵攻すると、捕縛されて投獄される。その後、釈放されたが、長岡を戦火に晒した継之助への中傷が激しかったといわれ、長岡藩主牧野忠恭の計らいで藩士森源三の庇護を受ける。維新後に森が札幌農学校へ奉職すると、これとともに北海道へ移住した。
【配役】
上村香子（31） …… 花神（1977・NHK） 稲森いずみ（33） …… 河井継之助 駆け抜けた蒼龍（2005・NTV） 松たか子（45） …… 峠 最後のサムライ（2022・松竹）
かわい・だいえもん
【生没】1796（寛政８）−1871（明治４）
【生地】
【実父】河井秋恒
【実母】
【別称】河井秋紀
【略伝】
河井継之助の父。
越後長岡藩（牧野家）に出仕し、御勘定頭などを務めた。
【配役】
下条正巳（62） …… 花神（1977・NHK） 北村和夫（78） …… 河井継之助 駆け抜けた蒼龍（2005・NTV） 田中 泯（77） …… 峠 最後のサムライ（2022・松竹）
かわい・つぎのすけ
【生没】1827（文政10）−1868（明治元）
【生地】越後国
【実父】河井代右衛門
【実母】河井貞
【別称】河井秋義
【略伝】
越後長岡藩（牧野家）の家老。
長岡藩に仕え、江戸や長崎などに遊学。江戸では古賀茶渓、備中松山では藩政改革に成功して顕著な成果を挙げた山田方谷に学び、秋月悌次郎らとも交流を深める。
1863（文久３）年、京都所司代に任ぜられていた主君牧野忠恭の命を受けて京都詰となり、不安定な政局をみて忠恭に所司代辞任を進言するが、容れられず江戸に戻る。同年９月に忠恭が幕府老中に転じると、江戸詰を命じられたが、やはり老中辞任を具申して容れられず、辞職して帰藩した。
1865（慶応元）年に復帰し、町奉行や御年寄役（中老）などを経て、1868（明治元）年４月には家老に抜擢される。藩政改革や軍制改革で顕著な成果を挙げた一方で、戊辰戦争の中、長岡藩の局外中立をめざすが、翌５月、越後小千谷に入った新政府軍軍監岩村精一郎との談判が決裂し、奥羽越列藩同盟に加わって新政府軍と開戦のやむなきに至る。
新政府軍とは長岡城などをめぐって一進一退の攻防を繰り広げて善戦したが、戦闘中に負傷し、同年８月、会津へ逃れる途中で没した。
【配役】
鳥居 正（34） …… 濡れ烏（1933・映画） 松本田三郎（41） …… 明暗峠（1937・新興） 高橋英樹（33） …… 花神（1977・NHK） 中平良夫（34） …… 海にかける虹 山本五十六と日本海軍（1983・TX） 18中村勘三郎（50） …… 河井継之助 駆け抜けた蒼龍（2005・NTV） 岡森 諦（52） …… 八重の桜（2013・NHK） 役所広司（66） …… 峠 最後のサムライ（2022・松竹）
かわい・てい
【生没】1803（文化元）−1888（明治21）
【生地】
【実父】長谷川健左衛門
【実母】
【略伝】河井継之助の母。河井代右衛門の妻。
【配役】
淡路恵子（72） …… 河井継之助 駆け抜けた蒼龍（2005・NTV） 香川京子（90） …… 峠 最後のサムライ（2022・松竹）