岩村精一郎
いわむら・せいいちろう

【生没】1845(弘化2)−1906(明治39)
【生地】土佐国
【実父】岩村英俊
【実母】かの子(小野義質女)
【別称】岩村高俊
【略伝】
 土佐藩(山内家)に仕える。1867(慶応3)年に京都に上り、同地で活動していたが、同年11月、坂本龍馬中岡慎太郎が暗殺されると、当初犯人と噂された紀州藩士三浦休太郎らを大坂天満屋に襲撃する。翌年からの戊辰戦争では、東山道総督府軍監として北越、東北地方に転戦。特に北越戦線では、中立論を展開する越後長岡藩家老河井継之助との交渉を一方的に決裂させ、長岡藩の徹底抗戦を招いて多くの犠牲者を出した。
 維新後は新政府に出仕し、佐賀県権令を務めていた1874(明治7)年には佐賀の乱の鎮定に奔走。その後、福岡や広島などの知事、貴族院議員などを歴任した。
【配役】
東大寺一郎 …… 江藤新平(1932・河合)
伊東平山(26) …… 花神(1977・NHK)
藤田宗久(34) …… 海にかける虹 山本五十六と日本海軍(1983・TX)
2中村獅童(33) …… 河井継之助 駆け抜けた蒼龍(2005・NTV)
吉岡秀隆(52) …… 峠 最後のサムライ(2022・松竹)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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