一色右馬介
いっしき・うまのすけ

【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】
 足利家の家臣。
 1333(元弘3・正慶2)年5月、主君足利高氏の丹波篠村八幡での挙兵の際にこれに加わっていた武将として、『難太平記』にその名が記されている。
【配役】
横山 勇→大地康雄(40) …… 太平記(1991・NHK) 尊氏(真田広之)の傅役その後側近として隠密的な役割を果たす

一色直温
いっしき・なおあつ

【生没】
【生地】
【実父】一色直頂
【実母】
【別称】一色山城守
【略伝】
 江戸幕府の勘定奉行、大目付。
 幕府に出仕し、堺奉行や大坂町奉行などを務め、1861(文久元)年に勘定奉行、さらに外国奉行に任ぜられ、翌年には再び勘定奉行に就任。1863(文久3)年には家老として一橋家に出向し、翌年には大目付となる。その後、製鉄奉行となって横須賀製鉄所の建設を担当したが、1868(明治元)年の幕府崩壊に伴って免職された。
【配役】
三浦賢二(43) …… 徳川慶喜(1998・NHK)
江原真二郎(67) …… またも辞めたか亭主殿 幕末の名奉行・小栗上野介(2003・NHK)

一色藤長
いっしき・ふじなが

【生没】?−1596(慶長元)?
【生地】
【家系】一色氏
【実父】一色晴具
【実母】
【略伝】
 足利家の家臣。
 将軍足利義輝の側近くに仕え、1565(永禄8)年に義輝が殺害された際には、幽閉されたその弟覚慶(義昭)細川藤孝らとともに脱出させ、覚慶が還俗して朝倉義景織田信長らを頼った際もこれに従い、義昭の信任を得る。
 義昭の将軍就任後はその側近として活躍したが、1573(天正元)年の幕府崩壊後は義昭に従って毛利家の庇護下に入り、1596(慶長元)年に没した。一説に、1600(慶長5)年9月の関ヶ原の戦いで石田三成に属し、討死したともいう。
【配役】
日野道夫(64) …… 黄金の日日(1978・NHK)
入江 毅(46) …… 国盗り物語(2005・TX)
上杉柊平(28) …… 麒麟がくる(2020・NHK)

一色義直
いっしき・よしなお

【生没】1431(永享3)−1498(明応7)?
【家系】一色氏
【実父】一色義貫
【略伝】
 丹後などの守護。
 1451(宝徳3)年、いとこ教親の死により家督を相続し、丹後などの守護職を継承するが、1467(応仁元)年からの応仁の乱では、山名宗全に属して守護職を失う。
 1474(文明6)年の山名政豊細川政元との総大将同士の講和の際、子の義春に家督を譲って隠居したが、1484(文明16)年に義春が没したため再び当主となって丹後守護に復帰。1487(長享元)年には子の義秀に守護職を譲った。
【配役】
内藤達也(32) …… 花の乱(1994・NHK)

一色義秀
いっしき・よしひで

【生没】?−1498(明応7)
【家系】一色氏
【実父】一色義直
【略伝】
 丹後の守護。
 1487(長享3)年に父義直から丹後守護職を譲られるが、1498(明応7)年5月、丹後に発生した国人一揆の軍勢の攻撃を受け、自害して果てた。
【配役】
松戸俊二(31) …… 花の乱(1994・NHK)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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