ぼうもん・きよただ
【生没】?−1338(延元3・暦応元)
【生地】山城国
【家系】藤原北家(道隆流)
【実父】坊門俊輔
【実母】
【略伝】
後醍醐天皇の側近くに仕え、右大弁や大蔵卿などを務める。
1336(建武3・延元元)年、帝より離反した足利尊氏が九州より西上すると、帝の比叡山への動座などを提言した楠木正成に対し、足利勢の迎撃を主張して帝に容れられるなど帝の信任が厚かったという。その後、足利勢が京都を制圧し、尊氏によって花山院に幽閉された帝が大和吉野に脱出するとこれに従った。
【配役】
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尾上卯多五郎(58) |
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楠公父子(1933・太秦) |
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志村 喬(35) |
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大楠公(1940・映画) |
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藤木 孝(51) |
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太平記(1991・NHK) |
ぼうもん・ただのぶ
【生没】1187(文治3)−?
【生地】山城国
【家系】藤原北家(道隆流)
【実父】坊門信清
【実母】藤原定能女
【略伝】
父信清と同じく後鳥羽上皇の側近くに仕え、右近衛中将などを務める。
妹信子が将軍源実朝に嫁いでいたことから、しばしば鎌倉へ下向して実朝と交流し、1219(承久元)年に鎌倉鶴岡八幡宮で実朝が暗殺された際にもこれに同道していた。
1221(承久3)年、上皇が幕府に対して挙兵すると、軍勢を率いて幕府方の軍勢と交戦するも大敗。幕府に捕縛されて越後に流されたが、後に赦免されて京都に隠棲した。
【配役】
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横光克彦(36) |
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草燃える(1979・NHK) |
ぼうもん・のぶきよ
【生没】1159(平治元)−1216(建保4)
【生地】山城国
【家系】藤原北家(道隆流)
【実父】坊門信隆
【実母】藤原(持明院)通基女
【生地】
【略伝】
後鳥羽天皇の生母七条院の弟。
朝廷に出仕し、甥に当たる後鳥羽帝の信任を得て侍従などを務め、1203(建仁3)年には権中納言に任ぜられる。その後、娘信子を将軍源実朝に嫁がせて幕府との連携を強め、1211(建暦元)年には内大臣に就任して翌年まで務めた。
【配役】
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荻島真一(25) |
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女人平家(1971・ABC) |
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平田 守(49) |
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草燃える(1979・NHK) |
ぼうもん・のぶきよのつま
【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】
坊門信清の妻。
信清の妻には、藤原定能女(坊門忠信の母)、藤原公保女などが知られている。
【配役】
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岩村百合子(17) |
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女人平家(1971・ABC)役名は睦姫 |
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田中昭子 |
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草燃える(1979・NHK)役名は音羽の母 |
ぼうもんのつぼね
【生没】
【生地】
【家系】藤原北家(道隆流)
【実父】坊門信清
【実母】
【略伝】
後鳥羽天皇の妃。
後鳥羽帝の目に留まって、帝との間に長仁親王や頼仁親王などをもうける。
1221(承久3)年、承久の乱に敗れた後鳥羽院が隠岐に流されるとこれに同行。1239(延応元)年の院の崩御後は京都へ戻ったという。
【配役】
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荒木かずほ(30) |
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草燃える(1979・NHK) |