あしな・もりたか
【生没】1561(永禄4)−1584(天正12)
【生地】
【家系】二階堂氏
【実父】二階堂盛義
【実母】大乗院(伊達晴宗女)
【別称】蘆名盛隆
【略伝】
陸奥黒川城主。
二階堂盛義の子に生まれるが、対立していた二階堂・芦名両家の和睦により、人質として芦名家に養子に入る。
その後、当主芦名盛氏の嫡男盛興が没したために盛氏の女婿となり、1580(天正8)年の盛氏没後に芦名家を継承するが、1584(天正12)年10月、黒川城内にて家臣大庭三左衛門により殺害された。
【配役】
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飯島正和(23) |
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独眼竜政宗(1987・NHK) |
あしな・よしひろ
【生没】1575(天正3)−1631(寛永8)
【生地】常陸国
【実父】佐竹義重
【実母】伊達晴宗女
【別称】蘆名盛重、佐竹義広
【略伝】
陸奥黒川城主。
はじめ白河義親の養子となるが、1587(天正15)年にはその3年前に横死した芦名盛隆の養女を娶って芦名家に養子に入る。しかし、家臣団の統率が取れぬまま伊達政宗の南進を許し、1589(天正17)年、磐梯山麓摺上原にて伊達勢に大敗。本拠黒川城を捨ててそのまま故郷の常陸へ戻り、これにより、戦国大名としての芦名家は滅亡した。
翌年、豊臣秀吉により常陸江戸崎4万8000石を与えられ、兄佐竹義宣の与力となるが、1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いで、義宣とともに石田三成に気脈を通じ、旗幟を鮮明にしなかったため所領没収となる。その後、義宣の秋田転封に従って出羽角館城を与えられた。
【配役】