里見十左衛門
さとみ・じゅうざえもん

【生没】1609(慶長14)−1668(寛文8)
【実父】里見元勝
【別称】里見重勝
【略伝】
 仙台藩士。
 はじめ紀州藩主徳川頼宣に招かれてこれに仕えていたが、1636(寛永13)年より仙台藩(伊達家)に仕え、主君伊達忠宗の小姓頭などを務める。
 1660(万治3)年の亀千代丸(綱村)の襲封後、次第にその後見役伊達兵部の専横が強まると、これを批判した奉行(家老)奥山大学を逆に失脚させる。その後、原田甲斐を通じて兵部に諫言したために兵部の怒りを買ったが、田村宗良の仲介もあって難を逃れ、1668(寛文8)年に没した(兵部により切腹させられたともいう)。
【配役】
花沢徳衛(53) …… 樅ノ木は残った(1964・12CH)
志村 喬(65) …… 樅ノ木は残った(1970・NHK)
長門裕之(56) …… 樅ノ木は残った(1990・NTV)

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