春日源之丞
かすが・げんのじょう

【略伝】
 武田信繁の家臣。
 1561(永禄4)年9月の上杉勢との第四次川中島合戦では、死を覚悟した信繁からその髻と母衣を受け取り、それを信繁の嫡男信豊に渡したという。
【配役】
小林太樹(43) …… 風林火山(2007・NHK)

春日丹後
かすが・たんご

【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【別称】春日丹波?
【略伝】
 斎藤家の家臣。
 早くから斎藤道三に仕え、1553(天文22)年に道三と織田信長が尾張正徳寺で会見した際、道三に随行したという。
 その後、信長に仕え、柴田勝家の与力として各地を転戦した(斎藤龍興の家老を務めたとも)。
【配役】
渡辺文雄(44) …… 国盗り物語(1973・NHK)
村上幹夫(60) …… 信長(1992・NHK)
福本清三(62) …… 国盗り物語(2005・TX)

春日信達
かすが・のぶたつ

【生没】?−1582(天正10)
【実父】高坂弾正
【別称】高坂昌元
【略伝】
 武田家の家臣。
 高坂弾正の次男。1578(天正6)年の父弾正の死により家督を相続し、信濃海津城主となるが、翌年には、武田家と上杉家との同盟により対上杉家の最前線である海津城の戦略的重要性が低下したことから、駿河三枚橋(沼津)城主に転じ、駿河での対北条勢の最前線の守備に当たる。
 1582(天正10)年2月の織田・徳川勢の信濃・甲斐侵攻に伴って甲斐へ撤退したが、主君武田勝頼の信頼を得られず、海津城に撤退。翌3月の武田家の滅亡後は、海津城に入った森長可に属していたが、同年6月の本能寺の変により長可が信濃より撤退すると上杉景勝に従う。
 しかし、同年7月に信濃佐久に侵攻した北条方に寝返ったため、上杉方に捕縛されて処刑された。
【配役】
前川泰之(43) …… 真田丸(2016・NHK)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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