河津伊豆守
かわづ・いずのかみ

【生没】1821(文政4)−1873(明治6)
【生地】
【実父】河津三郎太郎
【実母】
【別称】河津祐邦
【略伝】
 江戸幕府の若年寄。
 幕府に出仕して箱館奉行支配調役などを務め、蝦夷地の開拓に尽力する。1863(文久3)年9月には外国奉行となり、横浜港の閉鎖交渉などのため、同年10月には池田筑後守らとともにフランスに渡るが交渉に失敗し、帰国後、池田とともに罷免された。
 その後、赦されて復帰し、関東郡代や長崎奉行などを務め、1868(明治元)年2月に外国事務総裁、次いで若年寄に任じられ、瓦解する幕府を支えた。
【配役】
川島宏知(50) …… 徳川慶喜(1998・NHK)

河津祐泰
かわづ・すけやす

【生没】?−1176(安元2)
【生地】伊豆国
【実父】伊東祐親
【実母】
【別称】伊東祐泰
【略伝】
 曽我兄弟(十郎五郎)の父。
 1176(安元2)年10月、父祐親と工藤祐経が伊東荘の所領をめぐって争う中、祐経の刺客に襲われて殺害された。
 なお、1193(建久4)年、子の十郎・五郎が祐経を討ち取って仇討ちを果たしている。
【配役】
中野市女蔵 …… 曽我兄弟 富士の夜襲(1956・東映)
山口祥行(51) …… 鎌倉殿の13人(2022・NHK)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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