星野織部
ほしの・おりべ

【生没】?−1750(寛延3)
【実父】星野則章
【別称】星野藤馬
【略伝】
 尾張藩(徳川家)の家老。
 尾張藩主徳川宗春の側近として重用され、家老にまで進む異例の出世を遂げたが、1739(元文4)年に宗春が幕府により隠居・謹慎命令を受けると失脚した。
【配役】
石橋 保(30) …… 八代将軍吉宗(1995・NHK)
三浦浩一(43) …… 痛快大名徳川宗春(1996・TVA=テレビ愛知)
片岡弘貴(43) …… 暴れん坊将軍(第9部)(1998・ANB)
塚地武雅(46) …… 金の殿 バック・トゥ・ザ・NAGOYA(2017・CBC)

星野長太郎
ほしの・ちょうたろう

【生没】1845(弘化2)−1908(明治41)
【生地】上野国
【実父】星野弥平
【実母】ヨシ(富永兵右衛門女)
【略伝】
 上野の名主の子に生まれる。
 1874(明治7)年、熊谷県権令楫取素彦に依頼して資金援助を受け、水沼製糸所を設立。弟新井領一郎をニューヨークに派遣して、群馬からの生糸の直接輸出に取り組み、次第に事業規模を拡大して成功させる。後に群馬県下の製糸工場を統合した上毛繭糸改良会社を設立するなど、製糸業の発展に尽力した。
 1904(明治37)年には衆議院議員に当選し、1期務めた。
【配役】
大東駿介(29) …… 花燃ゆ(2015・NHK)

星野直樹
ほしの・なおき

【生没】1892(明治25)−1978(昭和53)
【生地】神奈川県
【実父】星野光多
【略伝】
 東京帝大を卒業後、大蔵省に入り、1932(昭和7)年の満州国成立に伴って満州へ渡る。1937(昭和12)年には国務院総務長官となって満州内政の実質的なトップに立つ。
 1940(昭和15)年、第二次近衛文麿内閣に国務相・企画院総裁として入閣し、翌年に成立した東条英機内閣では内閣書記官長を務め、東条の側近として戦争拡大を主導。そのため、戦後の極東国際軍事裁判(東京裁判)でA級戦犯として訴追され、終身刑に処せられた。
 1958(昭和33)年に釈放され、東急電鉄取締役やダイヤモンド社社長などを歴任した。
【配役】
日方一夫(52) …… 激動の昭和史 軍閥(1970・東宝)
築地 博(72) …… 山河燃ゆ(1984・NHK)
有川正治(68) …… プライド 運命の瞬間(1998・東映)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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