古川主馬之介
ふるかわ・しゅめのすけ

【生没】1839(天保10)−1861(文久元)
【生地】常陸国
【実父】古川盛幸
【実母】
【略伝】
 常陸の神社の田楽師。
 尊王攘夷思想に傾斜し、1861(文久元)年5月、同志とともに、江戸東禅寺のイギリス公使館を襲撃するが、警備の幕府旗本らに応戦され、討ち取られた。
【配役】
松本喜臣(31) …… 天皇の世紀(1971・ABC)

古川春英
ふるかわ・しゅんえい

【生没】1828(文政11)−1870(明治3)
【生地】陸奥国
【実父】古川長蔵
【実母】
【略伝】
 農家に生まれるが、会津若松の医師山内春瓏の弟子となって医術を学ぶ。後に脱藩して大坂の適塾などに学んだ。
 1857(安政4)年、会津藩に蘭学所が設置されることを知って会津に戻り、蘭学所で教鞭を執る。後に箱館、大坂、長崎などを転々として研鑽を積み、1868(明治元)年の新政府軍の会津侵攻の際には、松本良順の招きで再び会津へ戻り、若松城籠城戦などで負傷者の手当などに尽力。維新後も引き続き会津にとどまり、後進の指導に当たった。
【配役】
小市慢太郎(44) …… 八重の桜(2013・NHK)

古川弾正
ふるかわ・だんじょう

【実父】古川直稙(種)
【別称】古川忠隆
【略伝】
 大崎家の家臣。
 1588(天正16)年に伊達政宗が大崎領に侵攻すると、これを迎え討って大勝するが、1590(天正18)年、豊臣秀吉の仕置により大崎家が改易となると浪人する。
 新たに木村吉清が大崎領に配されて強硬な検地を実施し、これに反発する一揆が勃発するとこれに加担したが、やがて政宗らによって鎮圧され、逃亡したという。
【配役】
青森 伸(46) …… 独眼竜政宗(1987・NHK)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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