松本俊一
まつもと・しゅんいち

【生没】1897(明治30)−1987(昭和62)
【生地】台湾
【実父】松本勝太郎
【略伝】
 東京帝大を卒業後、外務省に入る。条約局長などを経て、1942(昭和17)年に外務次官に就任。駐仏印大使に転出した後、1945(昭和20)年に外務次官に再び任ぜられ、終戦工作に関与した。
 1952(昭和27)年から駐英大使を務めていたが、1955(昭和30)年の衆議院議員総選挙に広島2区から出馬して当選。鳩山一郎政権下で、日ソ国交回復交渉に関与し、翌年の日ソ共同宣言の実現に貢献した。
 1963(昭和38)年の衆議院議員総選挙で落選。その後は外務省顧問などを務めた。
【配役】
戸浦六宏(37) …… 日本のいちばん長い日(1967・東宝)
西沢利明(48) …… 山河燃ゆ(1984・NHK)
青山哲也(45) …… そして戦争が終った(1985・TBS)
菅生隆之(42) …… 命なりけり 悲劇の外相・東郷茂徳(1994・TBS)
中村伊知哉(49) …… 日本のいちばん長い夏(2010・映画)
長澤壮太郎(42) …… 日本のいちばん長い日(2015・松竹)

松本捨助
まつもと・すてすけ

【生没】1845(弘化2)−1918(大正7)
【生地】武蔵国
【実父】松本友八
【実母】たえ
【略伝】
 新選組の隊士。
 1863(文久3)年、上洛して新選組への入隊を希望し、近藤勇らに懇願するが容れられず、1868(明治元)年に近藤らが甲陽鎮撫隊として甲斐へ向かう際、入隊を許されたという。
 維新後は各地で米屋を営んだ。
【配役】
井上 茂(26) …… 燃えよ剣(1970・NET)

松本良順
まつもと・りょうじゅん

【生没】1832(天保3)−1907(明治40)
【生地】武蔵国
【実父】佐藤泰然
【実母】
【略伝】
 長崎でオランダ医学を学び、1863(文久3)年、幕府奥医師・医学所頭取に就任。1865(慶応元)年に上洛した際には、親交のあった近藤勇の懇請を受け、沖田総司ら新選組隊士を診察した。
 1868(明治元)年からの戊辰戦争では、幕府方に属し、医師として会津まで渡り歩くが、後に捕縛されて投獄される。維新後は赦免されて新政府に出仕し、1873(明治6)年に軍医総監に就任。後に貴族院議員を務めた。
【配役】
山下退助 …… 新選組始末記(1961・TBS)
保科三良(30) …… 新選組血風録(1965・NET)
井川比佐志(38) …… 勝海舟(1974・NHK)
久米 明(53) …… 新選組始末記(1977・TBS)
石立鉄男(46) …… 五稜郭(1988・NTV)
緒形 拳(52) …… 野望の国(1989・NTV)
田中哲司(38) …… 新選組!(2004・NHK)
奥田達士@(41) …… JIN 仁(2009・TBS)
奥田達士A(43) …… JIN 仁 完結編(2011・TBS)

松元兼道
まつもと・かねみち

【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】東京高等師範学校在学中の1920(大正9)年に開催された第1回箱根駅伝に出場し、第2区を走った。
【配役】
三宅彗太(25) …… いだてん 東京オリムピック噺(2019・NHK)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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