やまが・そこう
【生没】1622(元和8)−1685(貞享2)
【生地】陸奥国
【実父】山鹿貞以
【実母】妙智(岡備後守女)
【略伝】
林羅山・北条氏長・小幡勘兵衛などに師事し、山鹿流軍学を興す。
1652(承応元)年より播磨赤穂藩主浅野長直に仕えて藩士の教育に当たり、1660(万治3)年に赤穂藩を退去したが、1665(寛文5)年、「聖教要録」で朱子学を批判したことを幕府に咎められて赤穂に流され(このとき後の赤穂藩家老大石内蔵助らがその門弟となった)、1675(延宝3)年に赦されて江戸に戻った。
なお、その思想は、理論より実践を重視するものであり、朱子学の観念性を排して古代賢道に立ち返ろうとするものであったため、古学派の先駆者とされている。
【配役】
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荒木 忍(50) |
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大石山鹿護送(1941・映画) |
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安部 徹(47) |
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大殺陣(1964・東映) |
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伊藤孝雄(62) |
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元禄繚乱(1999・NHK) |
やまが・ひでとお
【生没】
【生地】
【実父】山鹿経遠
【実母】
【別称】兵藤次
【略伝】
筑前の豪族。
1183(寿永2)年、京都を追われて九州に逃れた平氏一門を本拠筑前山鹿城に匿う。
1185(文治元)年の壇ノ浦の戦いでは平氏方の先陣を務めて奮戦した。
【配役】
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小美野欣二(28) |
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怪談(耳無し芳一の話)(1964・東宝) |