中根長十郎
なかね・ちょうじゅうろう

【生没】1794(寛政6)−1863(文久3)
【生地】
【実父】中根正峡
【実母】
【別称】中根正剛
【略伝】
 一橋家の家臣。
 1838(天保9)年より一橋家に仕え、一橋慶喜の代にはその側用人として重用されたが、同輩の平岡円四郎とともに慶喜に公武合体を説くなどしたため尊王攘夷派に命を狙われるようになり、1863(文久3)年12月、江戸にて尊王攘夷派に暗殺された。
【配役】
信太昌之(34) …… 徳川慶喜(1998・NHK)
長谷川公彦(59) …… 青天を衝け(2020・NHK)

中根正照
なかね・まさてる

【生没】
【生地】
【実父】中根正昭
【実母】
【略伝】
 徳川家の家臣。
 徳川家康に仕え、各地を転戦。遠江二俣城を守備するが、1572(元亀3)年10月、東上する武田信玄の軍勢の攻撃を受けて開城。同年12月、三方ヶ原の戦いで武田勢と戦って討死した。
【配役】
神保悟志(52) …… 信長のシェフ(第2部)(2014・EX)

中根雪江
なかね・ゆきえ

【生没】1807(文化4)−1877(明治10)
【生地】越前国
【実父】中根衆諧
【実母】平本氏女
【略伝】
 福井藩士。
 福井藩(松平家)に仕え、1838(天保9)年、松平慶永が福井藩主に就任すると御用掛に起用され、その側近として藩政改革を推進。海防策の建言や倹約の実行など改革の先頭に立ったが、1858(安政5)年からの安政の大獄で慶永が隠居・謹慎を命ぜられたため、これに連座して失脚する。
 その後、慶永の赦免とともに藩政に復帰し、1862(文久2)年に慶永が幕府政事総裁職に任ぜられると、これを輔佐して公武合体のために奔走し、1867(慶応3)年12月の王政復古後は新政府参与を務めたが、翌年には免職され、その後は福井に隠居した。
【配役】
木谷邦臣(42) …… 徳川一族の崩壊(1980・映画)
石立鉄男(56) …… 徳川慶喜(1998・NHK)
苅谷俊介@(71) …… 龍馬 最後の30日(2017・NHK)
苅谷俊介A(72) …… 龍馬の遺言(2018・NHK)
ヨシダ朝(57) …… 西郷どん(2018・NHK)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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