いわさ・またべえ
【生没】1578(天正6)−1650(慶安3)
【生地】摂津国
【実父】荒木村重
【実母】だし
【別称】吃の又平
【略伝】
荒木村重の子。
誕生の年に父村重が織田信長に叛旗を翻して本拠摂津有岡城に立て籠もったが、翌年、村重が有岡城を放棄し、有岡城が開城されると、乳母の手によって有岡城を脱出し、信長と敵対していた本願寺の庇護を受ける。
長じて絵師として活躍し、1615(元和元)年の大坂の陣の後に福井藩主松平忠直に招かれて福井に移住。後に江戸に出て、将軍徳川家光の長女千代の婚礼調度制作などに当たった。
【配役】
1中村吉十郎(38) …… 名古屋山三(1923・日活) 片岡千恵蔵(52) …… だんまり又平 飛龍無双(1955・映画) 飯塚愛奈(1)→藤野大輝(11)…… 軍師官兵衛(2014・NHK)
いわさ・またべえのうば
【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】
岩佐又兵衛の乳母。
荒木村重の妻だしに仕えていたものと思われ、その子又兵衛の乳母を務めていたという。
1579(天正7)年、村重が織田方に包囲されていたその本拠摂津有岡城を脱出し、有岡城が落ちると、又兵衛を伴って落ち延び、織田方と敵対していた本願寺の庇護を受けた。
【配役】
岡本易代(40) …… 軍師官兵衛(2014・NHK) 役名はさと