飯田覚兵衛
いいだ・かくべえ

【生没】1562(永禄5)−1632(寛永9)
【生地】山城国
【実父】飯田直澄
【実母】
【別称】飯田直景
【略伝】
 加藤家の家臣。
 加藤清正に仕えて各地を転戦し、槍で多くの戦功を立てた一方で、築城術にも秀で、清正の熊本城築城に大いに貢献する。
 1611(慶長16)年の清正の没後は、その後継忠広に仕えたが、1632(寛永9)年5月に忠広が改易されると黒田長政に召し抱えられ、同年9月に没した。
【配役】
鈴木昭生(58) …… 真田太平記(1985・NHK)

飯田正伯
いいだ・しょうはく

【生没】1825(文政8)−1862(文久2)
【生地】長門国
【実父】
【実母】
【略伝】
 長州藩士。
 長州萩城下の松下村塾で吉田松陰に学び、1859(安政6)年に松陰が処刑されると、桂小五郎らとともに松陰の遺骸を引き取って埋葬する。また、松陰が獄中でしたためた『留魂録』を入手し、これを松陰門下生に届ける役割も果たした。
 その後、長州藩の武器調達などを担当したが、1860(万延元)年7月、軍用金調達を名目に、三浦健蔵らとともに相模浦賀の法善寺に押し入り、住持から金銭を脅しとろうとして捕縛され、1862(文久2)年6月に獄死した。
【配役】
武田一彦@(27) …… 天皇の世紀(1971・ABC)
真田五郎A(33) …… 花神(1977・NHK)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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