母里吉太夫
ぼり・きちだゆう

【生没】?−1597(慶長2)
【生地】
【実父】母里太兵衛
【実母】大友宗麟女?
【略伝】
 母里太兵衛の長男。
 1597(慶長2)年、朝鮮出兵中の黒田官兵衛らに合流しようとしてひそかに朝鮮へ向かった黒田熊之助に随行するが、渡海の途中で熊之助らとともに遭難死した。
【配役】
高橋琉晟(6)→林 凌雅(16) …… 軍師官兵衛(2014・NHK)

母里小兵衛
ぼり・こへえ

【生没】?−1569(永禄12)
【生地】
【実父】佐々木久連
【実母】
【略伝】
 黒田家の家臣。
 父は黒田重隆の弟で、自らは播磨妻鹿城主母里能登守の養子となったという。
 黒田家に仕え、1569(永禄12)年、黒田家の本拠播磨姫路に攻め寄せた赤松政秀の軍勢と戦って討死した。
 なお、その後、妻は主君でいとこに当たる黒田職隆に再嫁し、職隆との間に図書助直之をもうけたとされる。
【配役】
塩見三省(63) …… 軍師官兵衛(2014・NHK)

母里太兵衛
ぼり・たへえ

【生没】1556(弘治2)−1615(元和元)
【生地】播磨国
【実父】曽我一信
【実母】佐々木久連女
【略伝】
 黒田家の家臣。
 父は黒田職隆の家老で、母は職隆の父重隆の姪に当たる。母の兄(あるいは弟)母里小兵衛とその子武兵衛が討死したことから、母里家を継承する。
 黒田官兵衛長政父子に仕えて各地を転戦。多くの戦功を立て、1587(天正15)年の官兵衛の豊前入封時には5000石、1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いの後に長政が筑前一国を与えられた際には、筑前鷹取城主となり、1万8000石を領した。
 なお、酒豪として知られ、民謡黒田節に、福島正則の面前で大盃の酒を飲み干し、正則から名槍「日本号」を拝領した逸話が謳われている。
【配役】
葉山富之輔(56) …… 乞食大将(1952・大映) 製作は1945年
近衛十四郎(46) …… 鉄火大名(1961・東映)
高津住男(37) …… 国盗り物語(1973・NHK)
本田大輔(33) …… 戦国疾風伝 二人の軍師(2011・TX)
速水もこみち(30) …… 軍師官兵衛(2014・NHK)

母里武兵衛
ぼり・ぶへえ

【生没】?−1569(永禄12)
【生地】
【実父】母里小兵衛
【実母】
【略伝】
 黒田家の家臣。
 黒田家に仕える。1569(永禄12)年、黒田家の本拠播磨姫路に攻め寄せた赤松政秀の軍勢と戦って討死した。
【配役】
大嶋康太(12)→永井 大(36) …… 軍師官兵衛(2014・NHK)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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