やの・ござえもん
【生没】
【生地】
【実父】
【実母】
【略伝】
長井藤左衛門の家臣。
油売りの商人だった松浪庄九郎（庄五郎）（後の斎藤道三）から油を買った際、その油売りの技術を称賛し、これを機に庄九郎は武芸の道に進むことを決めたという。
【配役】
誠 直也（43） …… 戦国乱世の暴れん坊 齋藤道三怒涛の天下取り（1991・ANB）
やの・ふみお
【生没】1850（嘉永３）−1931（昭和６）
【生地】豊後国
【実父】矢野光儀
【実母】コマ
【別称】矢野龍渓
【略伝】
豊後佐伯藩士の子に生まれる。
1870（明治３）年に父光儀が葛飾県知事に就任したのを機に東京へ移り、慶応義塾に学ぶ。卒業後も慶応義塾で教壇に立つが、やがて言論活動に転じる。
1878（明治11）年、福沢諭吉・大隈重信の推薦を得て政府に出仕。しかし、1881（明治14）年の政変で下野した大隈と行動をともにして辞職し、翌年の立憲改進党の結成に参加する一方で、郵便報知新聞を拠点に再び言論活動に入った。
1890（明治23）年から宮内省に勤務し、1897（明治30）年、外相大隈の要請を受けて駐清特命全権公使に就任。退任後は東京で錦城中学校を経営、1906（明治39）年には大阪毎日新聞に入り、副社長を務めた。
【配役】
北原義郎（34） …… 巨人 大隈重信（1963・大映）