とよしま・のぶみつ
【生没】1579(天正7)−1628(寛永5)
【生地】
【実父】豊島頼重
【実母】
【別称】豊島明重
【略伝】
徳川家の家臣。
徳川家康に仕えて、1595(文禄4)年、武蔵富岡で1700石を与えられる。
幕府目付の職にあった1628(寛永5)年8月、江戸城西の丸にて老中井上正就を刺殺し、自身もその場で殺害された。
正就の長男正利と堺奉行島田直時の娘との縁組を仲立ちし、仲人を務める手筈になっていたが、春日局の意を受けた正就により縁談を破棄された上、内定していた堺奉行の後任に正就の女婿水野守信が決まったことから、これを怨んで刃傷に及んだという。なお、この事件は江戸城では初めての刃傷事件であった。
【配役】
|
矢奈木邦二郎 |
…… |
孤剣は折れず 月影一刀流(1960・東映) |
|
河野秋武(51) |
…… |
黒の組曲(破談変異)(1962・NHK) |
|
世古陽丸(47) |
…… |
葵 徳川三代(2000・NHK) |
とよしま・よしつぐ
【生没】?−1628(寛永5)
【生地】
【実父】豊島信満
【実母】
【別称】豊島主膳
【略伝】
豊島信満の子。
1628(寛永5)年8月、父信満の江戸城中での刃傷事件に連座して切腹させられた。
【配役】