大平惟行
おおひら・これゆき

【生没】
【生地】
【家系】高氏
【実父】高惟忠
【実母】
【略伝】
 足利家の家臣。
 窪田光貞のいとこ。足利家の執事を務めた高家の一族。
【配役】
高尾一生(37) …… 太平記(1991・NHK)

大平正芳
おおひら・まさよし

【生没】1910(明治43)−1980(昭和55)
【生地】香川県
【実父】大平利吉
【実母】大平サク
【略伝】
 内閣総理大臣(68・69代)。
 東京商大卒業後、大蔵省に入り、池田勇人蔵相の秘書官などを務める。
 1952(昭和27)年に衆議院議員に当選し、自由党、後に自由民主党(自民党)に属する。1960(昭和35)年に成立した池田内閣で内閣官房長官に抜擢され、その後、外相、佐藤栄作内閣で通産相、田中角栄内閣で外相、三木武夫内閣で蔵相と要職を歴任。1976(昭和51)年、福田赳夫が自民党総裁・内閣総理大臣に就任すると、その下で自民党幹事長に指名されるが、1978(昭和53)年、自民党総裁選挙に出馬して福田と争い、激戦を制して総裁・内閣総理大臣に就任した。
 内閣成立後も福田らとの対立は収まらず、党内抗争が激化。翌1979(昭和54)年の総選挙で自民党が過半数を割ると、福田ら党内反主流派により退陣を求められたが、いったんこれを乗り切る。しかし、翌年5月、野党により内閣不信任案が提出されると、福田ら反主流派の本会議欠席などによりこれが可決され、内閣総辞職を選択せずに衆議院を解散。史上初の参議院議員選挙との同日選となり、遊説で各地を奔走するが、その最中に体調不良により入院し、一時は回復傾向を見せたが、同年6月に没した。現職首相の死は、戦後初めてのことだった(なお、大平の急死により党内対立は収束し、同日選は自民党の大勝で終わっている)。
【配役】
小川安三(48) …… わが首相のベッド ガン回廊の朝 II(1980・YTV)
柄本 明(64) …… 運命の人(2012・TBS) 役名は小平正良

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