古今亭円菊[二代目]
ここんてい・えんぎく

【生没】1929(昭和4)−2012(平成24)
【生地】静岡県
【実父】
【実母】
【別称】古今亭圓菊、六代目むかし家今松、藤原淑
【略伝】
 落語家。
 静岡県立島田商高卒業後、1953(昭和28)年に五代目古今亭志ん生に入門し、1966(昭和41)年に二代目円菊を襲名して真打昇進を果たす。手話落語に取り組む一方、刑務所篤志面接委員などさまざまなボランティア活動にも力を注いだ。
【配役】
荒川良々(45) …… いだてん 東京オリムピック噺(2019・NHK)

古今亭志ん生[五代目]
ここんてい・しんしょう

【生没】1890(明治23)−1973(昭和48)
【生地】東京府
【実父】美濃部戍行
【実母】美濃部志う
【別称】美濃部孝蔵
【略伝】
 落語家。
 明治末期に二代目三遊亭小円に入門(自身は18歳の時に四代目橘家円喬の弟子になったと語る)。三遊亭長太など、以後十数度に渡る改名を経て1939(昭和14)年に五代目古今亭志ん生を襲名。1945(昭和20)年には、六代目三遊亭円生とともに慰問のために満州に渡るが、そこで終戦を迎え、1947(昭和22)年にようやく帰国を果たした。
 自身の貧しい生活の経験から庶民像の活写には定評があったとされ、戦後は大いに人気を博す。1957(昭和32)年からは落語協会会長を務め、1963(昭和38)年までこれを務める。最後の高座は1968(昭和43)年で、以後は療養生活に入った。
【配役】
中村嘉葎雄(45)…… おりんさん(1983・THK=東海テレビ)
荒井雄斗(13)→森山未來(35)→ビートたけし(72)…… いだてん 東京オリムピック噺(2019・NHK)

古今亭志ん朝[三代目]
ここんてい・しんちょう

【生没】1938(昭和13)−2001(平成13)
【生地】東京府
【実父】五代目古今亭志ん生
【実母】美濃部りん
【別称】古今亭朝太、美濃部強次
【略伝】
 独協高卒業後、父五代目志ん生に入門し、1957(昭和32)年、古今亭朝太の名で初高座に上がる。1962(昭和37)年に真打に昇進し、三代目志ん朝を襲名。江戸前の正統派で、人気・実力ともに当代のトップと評された。
 その一方で、俳優三木のり平に師事してテレビ番組でも俳優として活躍。1996(平成8)年からは落語協会副会長を務めた。
【配役】
太 賀(20)→マギー(39)…… 人生、成り行き 天才落語家・立川談志(2013・NHK)
森山未來(35)…… いだてん 東京オリムピック噺(2019・NHK)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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