海老名郡治
えびな・ぐんじ

【生没】1843(天保14)−1914(大正3)
【生地】陸奥国
【実父】海老名季久
【実母】
【別称】海老名季昌
【略伝】
 1863(文久3)年、父季久の隠居により家督を相続し、会津藩(松平家)に出仕。同年、上洛し、京都守護職を務める主君松平容保の御使番を務める。1867(慶応3)年1月からは、藩命により、横山主税とともに徳川昭武に随行して渡欧し、パリ万国博覧会に参加。同年11月に帰国した。
 翌年1月の鳥羽伏見の戦いで負傷し、江戸を経て会津に戻る。同年8月からの若松城籠城戦に入ってから家老に任ぜられ、新政府軍相手に奮戦。翌9月の開城後は東京に護送され、1872(明治5)年に赦免されて会津藩の移封先陸奥斗南へ移るが、ほどなくして会津に戻り、1875(明治8)年に警視庁警部補となる。
 その後、北会津郡長、若松町長などを務め、晩年はキリスト教に入信してその伝道に努めた。
【配役】
ウダタカキ(35) …… 八重の桜(2013・NHK)

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