国司信濃
くにし・しなの

【生没】1842(天保13)−1864(元治元)
【生地】
【実父】高洲元忠
【出母】
【別称】国司親相
【略伝】
 長州藩(毛利家)の家老。
 国司迪徳の養子となる。長州藩に出仕し、尊王攘夷派として活動。1863(文久3)年5月の馬関(下関)での外国船砲撃事件にも加わり、翌6月、家老に抜擢される。
 朝廷内の尊王攘夷派が一掃された同年8月18日の政変後、京都における長州藩の勢力回復に奔走し、翌年7月、藩兵を率いて京都に上るが、薩摩藩・会津藩などの軍勢に敗北(蛤御門の変[禁門の変])。帰国後、敗戦の責任から益田右衛門介福原越後とともに支藩周防徳山藩に預けられ、同年11月、幕府への恭順姿勢を示すため、藩命により切腹させられた。
【配役】
若松文男(54) …… 維新の曲(1942・大映)
高島英志郎(29) …… 三姉妹(1967・NHK)
丹羽又三郎(34) …… 竜馬がゆく(1968・NHK)
近松敏夫(61) …… 天皇の世紀(1971・ABC)
中村錦司(59) …… 徳川一族の崩壊(1980・映画)

国司元相
くにし・もとすけ

【生没】1492(明応元)−1591(天正19)
【実父】国司有相
【略伝】
 毛利家の家臣。
 毛利家に仕え、主君毛利元就の嫡男隆元の傅役を務める。
 1550(天文19)年に成立した五奉行制ではその一人に加えられて隆元を輔佐。1563(永禄6)年の隆元没後はその後継輝元に仕えた。
【配役】
坂本あきら(48) …… 毛利元就(1997・NHK)

大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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