アーネスト・サトウ
生没 1843(天保14)-1929(昭和4)
生地 イギリス
実父 Hans David Christoph Satow
実母 Margaret Mason
別称 サトー
略伝
1861(文久元)年にイギリス外務省に入り、通訳見習として清国に渡る。
翌年に来日して日本語の学習に取り組み、後に公使パークスの右腕として活躍。1883(明治16)年に帰国した後、シャム在勤代理総領事、ウルグアイ公使、モロッコ公使を経て、1895(明治28)年に駐日公使として再び来日した。
1900(明治33)年には駐清公使に転じ、1906(明治39)年までこれを務める。その後、イギリスに戻って枢密院顧問官などを歴任。晩年は著述活動に専念した。
配役
堀川浪之助(46) |
青年(1934・新興) |
ゾロタリヨフ・デルゲー |
神戸事件(1941・興亜) |
ビル・ロス |
大東京誕生 大江戸の鐘(1958・松竹) |
岡田眞澄(28) |
巨人 大隈重信(1963・大映) |
ジェリー伊藤①(40) |
三姉妹(1967・NHK) |
ジェリー伊藤②(41) |
竜馬がゆく(1968・NHK) |
ディック・チャイルド |
商魂一代 天下の暴れん坊(1970・東宝) |
レーニ・ヤーギ |
天皇の世紀(1971・ABC) |
ジェリー伊藤③(47) |
勝海舟(1974・NHK) |
ケン・フランケル |
花神(1977・NHK) |
リチャード・ジョーンズ |
風が燃えた(1978・TBS) |
ローラン・テッセイ |
竜馬がゆく(1982・TX) |
ケント・ギルバート(33) |
必殺!ブラウン館の怪物たち(1985・松竹) |
ロバート・ガムリー |
幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬(1986・東宝) |
ケント・フリック(23) |
野望の国(1989・NTV) |
デーブ・スペクター(35) |
奇兵隊(1989・NTV) |
ヘンウッド・スチュワード(28) |
翔ぶが如く(1990・NHK) |
ケント・フリック(24) |
花燃える日日(1990・NTV) |
ジェフ・バークランド(41) |
勝海舟(1990・NTV) |
アラン・パーナビー |
維新の目撃者(1993・ANB) |
コリン・リーチ |
徳川慶喜(1998・NHK) |
ニール・ベラド |
篤姫(2008・NHK) |
パトリック・ハーラン(40) |
龍馬伝(2010・NHK) |
ブレイク・クロフォード(51) |
八重の桜(2013・NHK) |
ラッセル・トッテン(34) |
花燃ゆ(2015・NHK) |
スティーブ・ワイリー |
西郷どん(2018・NHK) |
カイル・カード(36) |
青天を衝け(2021・NHK) |
愛
生没 1562(永禄5)?-1589(天正17)
生地 遠江国
実父 戸塚忠春
実母 西郷正勝女
別称 西郷局
略伝
今川家の家臣戸塚忠春の子。
母方のいとこに当たる西郷義勝に嫁ぐが、義勝が1571(元亀2)年に討死。1578(天正6)年に叔父西郷清員の養女として遠江浜松城の徳川家康のもとに上がり、徳川秀忠・(松平)忠吉をもうけた。
配役
相合元綱
略伝
毛利弘元の三男。
毛利元就の異母弟。1523(大永3)年、甥の当主毛利幸松丸が没すると、毛利家家臣桂広澄や渡辺勝などによってその後継に擁立されるが、元就に敗れて殺害されたという。
配役
西島秀俊(26)
いしいすぐる(11)
伊勢裕樹(6) |
毛利元就(1997・NHK) |
愛加那
生没 1837(天保8)-1902(明治35)
生地 薩摩国
実父 龍佐栄志(佐恵志)
別称 於戸間金
略伝
奄美大島の住人龍佐栄志の子。
1859(安政6)年、奄美大島に流された西郷吉之助(隆盛)と結婚し、吉之助との間に菊次郎・菊草(菊子)をもうける。1862(文久2)年に吉之助が赦免されて鹿児島へ戻る際には島に残留する。
同年、吉之助が再び徳之島に流されると、子らを連れて面会に訪れる。後に菊次郎と菊草を鹿児島の西郷家を送り出したが、自らは生涯島を出ることはなかった。
配役
相木市兵衛
生没 1516(永正13)-1567(永禄10)?
生地
実父
実母
別称 相木昌朝
略伝
信濃長窪城主大井貞隆の家老を務めていたが、1543(天文12)年の武田晴信(信玄)の侵攻に際してこれに内応し、以後は晴信に仕えた。
配役
愛甲季隆
生没 ?-1213(建保元)
生地
実父 山口季兼
実母
略伝
武蔵の国人山口季兼の子。
弓の名手として知られ、1205(元久2)年、畠山重忠が幕府への謀叛の疑いにより討伐を受けた際には、執権北条義時に属して、重忠を弓で討ち取る活躍を見せる。
1213(建保元)年5月、義時に対して挙兵した和田義盛に属し、敗れて討死した。
配役
相田康安
略伝
伊達輝宗に招かれて、その嫡男梵天丸(政宗)に儒学を講義した。
配役
左奈田恒夫(52) |
独眼竜政宗(1987・NHK) |
饗庭局
生没 ?-1615(元和元)
生地
実父 田屋明政
実母 鶴千代(浅井亮政女)
略伝
浅井亮政(浅井長政祖父)の女婿田屋明政の子。
長政の娘茶々(淀殿)の乳母となり、茶々の成人後も側近くに仕え、1598(慶長3)年の豊臣秀吉の没後、その側室だった茶々が秀吉の後継豊臣秀頼の生母として事実上豊臣家中を差配するようになると、大蔵卿局らとともに茶々の側近として豊臣家中で権勢を誇る。
1614(慶長19)年、京都方広寺の鐘銘問題を機に豊臣家と幕府との関係が悪化すると、大蔵卿、正栄尼とともに幕府側との折衝に当たり、駿府城で大御所徳川家康と直接面会して弁解することに成功。大坂に戻った後、逆に家康に強硬な態度に出られたと主張する片桐且元を糾弾し、これが且元の大坂城退去につながった。
翌年5月8日に大坂城が落城した際、茶々らとともに自害して果てた。
配役
千草香子(30) |
淀君(1930・帝キネ) |
東 栄子 |
大坂夏の陣(1937・松竹) |
東明喜子 |
怪猫五十三次(1938・新興) |
北城真記子(52) |
大坂城の女(1970・KTV) |
新道乃里子(41) |
春の坂道(1971・NHK) |
茅島成美(41) |
徳川家康(1983・NHK) |
大橋芳枝(45) |
真田太平記(1985・NHK) |
赤座美代子(45) |
春日局(1989・NHK) |
青柳捨三郎
生没 1855(安政2)-?
生地 摂津国?
実父
実母
略伝
大坂の商家に生まれたという。
1891(明治24)年、川上音二郎らとともに一座を結成し、役者として活躍。後に脱退して自らの一座を立ち上げ、主に仙台で活動した。
配役
赤尾清綱
生没 1514(永正11)-1573(天正元)
生地
実父 赤尾教政?
実母
別称 赤尾美作守
略伝
浅井家に仕える。
1560(永禄3)年、主君浅井久政の隠居と長政の家督相続を画策してこれを成功させる。
1573(天正元)年9月、織田信長の攻撃によって浅井家の本拠近江小谷城が落城した際、織田方に捕縛されて切腹した。
配役
赤座直保
生没 ?-1606(慶長11)
生地 越前国
実父 赤座直則?
実母
別称 赤座吉家
略伝
越前今庄を本拠とし、1573(天正元)年に越前に入った織田信長によって本領を安堵される。1582(天正10)年の信長の横死後は、羽柴秀吉に仕え、同じく越前今庄で2万石を与えられた。
1600(慶長5)年9月の関ヶ原の戦いでは、はじめ石田三成に属し、小早川隆景の寝返りと機を同じくして徳川方に転じるが、戦後、所領を没収される。
その後は前田利長に仕えて加賀松任城主を務めていたが、1606(慶長11)年、氾濫した越中大門川の視察中、濁流に巻き込まれて溺死した。
配役
赤染衛門
(実名は未詳)
略伝
大江匡衡に嫁ぎ、匡衡の任地尾張などに下向する。
若き日の倫子に仕えていた縁で、その子の中宮彰子に仕え、和泉式部らとともに歌人としてその名を知られる。
1012(長和元)年の夫匡衡の死後は出家したとみられるが、引き続き彰子らのもとに出仕した。
なお、衛門の名は父とされる時用の官名右衛門尉に由来する。
配役
雲井八重子(24) |
紫式部(1939・新興) |
凰稀かなめ(42) |
光る君へ(2024・NHK) |
赤田次郎
略伝
奥州藤原氏に仕える。
1189(文治5)年の源頼朝の陸奥侵攻の際に捕縛され、殺害された主君藤原泰衡の首実検に同道した。
配役
県 勇記
生没 1823(文政6)-1881(明治14)
生地 下野国
実父 安形通義
実母 誉子(入江氏女)
別称 県信緝
略伝
宇都宮藩(戸田家)の家老安形通義の長男。
江戸で剣術を学んだ後、伊豆で塾を開いていたが、宇都宮藩に呼び戻され、1862(文久2)年の老中安藤信正襲撃計画に加担。他方で、天皇陵墓の修復に尽力するなど、尊王派として活動する。
1868(明治元)年の戊辰戦争では、宇都宮城に攻め寄せた旧幕府軍と交戦。維新後は司法省判事などを務めたが、1877(明治10)年に辞職して帰郷し、塾を開いて後進の指導に当たった。
配役
あかね
略伝
吉次の妻。村上元三『源義経』の創作人物。
配役
月丘千秋①(29) |
源義経(1955・映画) |
月丘千秋②(30) |
続源義経(1956・映画) |
渡辺美佐子(34) |
源義経(1966・NHK) |
林 美里 |
源義経(1991・NTV) |
萬田久子(47) |
義経(2005・NHK) |
赤禰武人
生没 1838(天保9)-1866(慶応2)
生地 周防国
実父 松崎三宅
実母 原田玄庵女
略伝
周防の医師松崎三宅の長男。
長州藩家老を務める浦家の家臣赤禰雅平の養子となる。
吉田松陰の松下村塾に入って次第に尊王攘夷思想に傾斜。1857(安政4)年、萩を訪れた梅田雲浜に付き従って京都へ上るが、翌年、幕府の命によって捕縛された雲浜とともに投獄される。釈放後も活発な動きを見せ、1862(文久2)年には高杉晋作らとともに品川に建築中のイギリス公使館の焼討ちに参加。翌年には奇兵隊総管となり、翌1864(元治元)年の四か国連合艦隊の馬関(下関)攻撃に際しては、奇兵隊を率いて奮戦した。
しかし、その後、討幕への藩論統一を目指す高杉ら改革派の挙兵に慎重な態度を示し、保守派との調停を図ったことから、改革派からの疑念を招き、1865(慶応元)年に出奔。やがて大坂で幕府によって縛されたが、ほどなくして赦免され、新選組局長近藤勇らの護衛を受けて広島まで護送される。同年12月には長州藩によって捕縛され、翌年1月、山口で処刑された。
配役
岩井扇之助 |
風雲長門城(1931・新興) |
原田清人(33)
井川比佐志(32) |
十一番目の志士(1968・NET) |
秋元羊介(33) |
新選組始末記(1977・TBS) |
溝口舜亮(35) |
花神(1977・NHK) |
山本太郎 |
奇兵隊(1989・NTV) |
中根 優 |
竜馬におまかせ!(1996・NTV) |
坂本直季(35) |
長州ファイブ(2006・映画) |
阿部亮平(35) |
花燃ゆ(2015・NHK) |
赤山靱負
生没 1823(文政6)-1850(嘉永3)
生地 薩摩国
実母 末川久泰女
別称 赤山久普
略伝
島津久風の子。
薩摩藩(島津家)に仕え、鑓奉行や軍役方掛などを務める。
島津斉彬の藩主擁立運動に加わり、藩主島津斉興やその側室由羅を排斥しようとしたため、1850(嘉永3)年3月、鹿児島にて家老島津久武(壱岐)らとともに切腹させられた。
なお、切腹時の介錯人が西郷吉之助の父吉兵衛で、吉兵衛は靱負の血染めの肌着を吉之助に与え、吉之助はこれに大いに触発されたという。
配役
杉浦直樹(33) |
西郷隆盛(1964・CX) |
西岡徳馬(44) |
翔ぶが如く(1990・NHK) |
沢村一樹(51) |
西郷どん(2018・NHK) |
顕子女王
生没 1640(寛永17)-1676(延宝4)
生地 山城国
実父 貞清親王
別称 浅宮
略伝
貞清親王(伏見宮)の第3王女。
1657(明暦3)年に江戸に下り、徳川家綱の正室となったが、家綱との間に子はないまま、家綱に先立った。
配役
藤 純子(23) |
大奥(1968・KTV) |
里見和香(24) |
影の軍団 III(1982・KTV) |
中野良子(33) |
大奥(1983・KTV) |
駒田真紀(13) |
長七郎江戸日記(第1部)(1983・NTV) |
森永奈緒美(27) |
江戸城大乱(1991・東映) |
阿久里
生没 1648(慶安元)-?
生地
実父 大戸吉勝
実母
略伝
牧野家の家臣大戸吉勝の子。
はじめ徳川綱吉の母桂昌院の侍女を務めていたが、後に主君牧野成貞に嫁ぎ、成貞との間に安ら3女をもうける。
1672(寛文12)年ごろからしばしば牧野邸を訪れた綱吉の寵を得てその伽をしたと噂され、後世には成貞が出世のために妻を献上したと誹られた。
配役
あぐり
略伝
真田幸村の四女。
1615(元和元)年の大坂夏の陣で父幸村が討死した後、叔父滝川三九郎にその養女として育てられる。
後に会津藩(蒲生家)で家中最大の知行を有していた蒲生源左衛門郷喜に嫁いだ。
配役
明 里
略伝
京都島原の芸妓で、山南敬助の愛人。
1865(慶応元)年の山南切腹の際には、新選組屯所であった前川邸の格子越しに対面したという逸話が残る。
配役
朱鼻の伴卜
略伝
平清盛の御用商人。吉川英治『新・平家物語』の創作人物。
配役
進藤英太郎(56) |
新・平家物語(1955・大映) |
藤田まこと(39) |
新・平家物語(1972・NHK) |
2露乃五郎(45) |
好色源平絵巻(1977・映画) |
朱 実
略伝
本位田又八の愛人。吉川英治『宮本武蔵』の創作人物。
配役
毛利峰子(21) |
宮本武蔵(1936・新興) |
大倉千代子(22) |
宮本武蔵(1937・日活) |
月宮乙女①(25) |
宮本武蔵 第一部・第二部(1940・日活) |
月宮乙女②(25) |
宮本武蔵 第三部(1940・日活) |
水川八重子(24) |
決戦般若坂(1942・映画) |
市川春代①(30) |
宮本武蔵 決闘般若坂(1943・大映) |
市川春代②(30) |
二刀流開眼(1943・大映) |
岡田茉莉子①(21) |
宮本武蔵(1954・東宝) |
岡田茉莉子②(22) |
続宮本武蔵 一乗寺の決斗(1955・東宝) |
岡田茉莉子③(23) |
宮本武蔵 完結篇 決闘巌流島(1956・東宝) |
中川弘子(21) |
宮本武蔵(1957・NTV) |
丘さとみ①(26) |
宮本武蔵(1961・東映) |
楠 侑子(28) |
宮本武蔵(1961・CX) |
丘さとみ②(27) |
宮本武蔵 般若坂の決斗(1962・東映) |
丘さとみ③(28) |
宮本武蔵 二刀流開眼(1963・東映) |
丘さとみ④(29) |
宮本武蔵 一乗寺の決斗(1964・東映) |
野川由美子(21) |
宮本武蔵(1965・NTV) |
丘さとみ⑤(30) |
宮本武蔵 巌流島の決斗(1965・東映) |
加賀まりこ(27) |
宮本武蔵(1970・NET) |
倍賞美津子(27) |
宮本武蔵(1973・松竹) |
沢かをり |
宮本武蔵(1975・CX) |
池上季実子(25) |
宮本武蔵(1984・NHK) |
伊藤かずえ(24) |
宮本武蔵(1990・TX) |
鈴木紗理奈(24) |
宮本武蔵(2001・TX) |
内山理名(22) |
武蔵 MUSASHI(2003・NHK) |
夏 帆(23) |
宮本武蔵(2014・EX) |
阿 古
生没 1527(大永7)?-1573(天正元)
生地
実父 井口経元
実母
別称 小野殿
略伝
近江の国人井口経元の子。
浅井久政の正室となり、長政をもうける。
1573(天正元)年9月、織田勢の攻撃により浅井家の本拠近江小谷城が落城した際に捕縛され、殺害された。
配役
あ こ
生没 ?-1628(寛永5)
生地
実母
別称 雲照院
略伝
杉原家次の子。
いとこに与える木下家定に嫁ぎ、(小早川)秀秋らをもうけた。
配役
八木昌子(43) |
おんな太閤記(1981・NHK) 役名ははる |
阿 厳
略伝
宮本武蔵に敗れた槍術の名手。吉川英治『宮本武蔵』の創作人物。
配役
市川左正 |
宮本武蔵 一乗寺決闘(1942・日活) |
クモイサブロー(33) |
決戦般若坂(1942・映画) |
玉村俊太郎(23) |
腰抜け巌流島(1952・大映) |
上田吉二郎(52) |
宮本武蔵 完結篇 決闘巌流島(1956・東宝) |
山本麟一(35) |
宮本武蔵 般若坂の決斗(1962・東映) |
松崎 薫(33) |
宮本武蔵(1965・NTV) |
大前 均①(35) |
宮本武蔵(1970・NET) |
大前 均②(38) |
宮本武蔵(1973・松竹) |
伴勇太郎 |
宮本武蔵(1975・CX) 役名は阿岐 |
岡田正典(31) |
宮本武蔵(1984・NHK) |
佐藤京一(54) |
宮本武蔵(1990・TX) |
森永健司(37) |
宮本武蔵(2001・TX) |
武藤敬司(41) |
武蔵 MUSASHI(2003・NHK) |
宇梶剛士(52) |
宮本武蔵(2014・EX) |